CIRCLE OF THE MOON(サークル・オヴ・ザ・ムーン)とは|One D&Dドルイドのサブクラス

映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」でドルイドが注目を集めていますが、One D&DではサブクラスのUAに「CIRCLE OF THE MOON」があります。5版のサブクラスとどのように異なるのか、「CIRCLE OF THE MOON」について解説します。

One D&Dのサブクラス「CIRCLE OF THE MOON」

One D&DのUAにあるドルイドにはサブクラスで「CIRCLE OF THE MOON(サークル・オヴ・ザ・ムーン)」があります。これは5版PHBにある「月の円環」と同じもので、自然の化身を生かした戦い方が可能なサブクラスです。なにかと後衛になりがちドルイドですが、変身する事で敵と近接戦闘を行う事ができます。

CIRCLE OF THE MOONの特徴

サークル・オヴ・ザ・ムーンの特徴は自然の化身にあります。ドルイドはもともと「自然の化身」を活用するように設計されていますが、OneD&Dでも「CHANNEL NATURE(自然伝導*)」の「WILD SHAPE/自然の化身」を使いこなします。サークル・オヴ・ザ・ムーンはその変身能力を高めています。

COMBAT WILD SHAPE/戦う自然の化身*

3レベルで「COMBAT WILD SHAPE/戦闘型自然の化身*」で素早く変身し、変身中に魔法の保護を利用できるようにする魔法のテクニックを学びました。

  • Abjuration Spells/防御術呪文・・・「自然の化身」の姿でいる間、防御術呪文から現在準備済みの任意の呪文を唱えることができます。
  • Quick Attack/素早い攻撃*・・・素手攻撃をボーナスアクションとして使用できます。
  • Swift Transformation/素早い変身*・・・「自然の化身」をボーナス・アクションまたは魔法アクションとして使用できますが、1ターンに1回しか使用できません。

5版PHBにも「戦う自然の化身」はありますが、準ボーナスアクションを使って変身できる部分は同じです。おな、呪文スロットを使用してヒットポイントを回復す事ができなくなっていますが、準備済みの防御術呪文があるのであればその呪文を発動させることはできます。また変身中はボーナスアクションで素手攻撃が可能になるため、ダメージを与える攻撃以外にも相手を掴まれ状態にしたり突き飛ばす事が可能です。これにより捕まえて噛み付いたりと獣のように戦う事ができます。

ELEMENTAL WILD SHAPE/自然の元素の化身*

6レベルで「ELEMENTAL WILD SHAPE/自然の元素の化身*」を修得します。この特徴では古代の月の魔法を使って、「自然の化身」の姿に元素の次元界の力を吹き込みます。自然の化身になるたびに、酸、冷気、炎、電撃、雷鳴のダメージ種別のいずれかを選択します。

その化身でいる間、選択したダメージ種別に対する抵抗を持ち、化身時の「Bestial Strike/獣の打撃*」は通常のタイプではなくそのタイプのダメージを与えることができます。またその姿には、選択したダメージ種別の兆候も表示されます。たとえば、火を選択した場合、自然の化身の毛皮は、無害な炎でちらつく場合があります。 詳細を選択します。

5版でも同名の特徴はありますが内容が変わっており、エレメンタルに変化することはありません。その代わり、元素の属性を持つ獣の形を取る事ができます。また、以前は自然の化身2回分必要でしたが、OneD&Dでは普通の化身と変わりません。

ELEMENTAL STRIKE/元素の打撃*

10レベルで「ELEMENTAL STRIKE/元素の打撃*」を修得します。元素の力が自分の攻撃に影響を与えます。化身時の「Bestial Strike/獣の打撃*」でダメージを与えると、対象は「ELEMENTAL WILD SHAPE/自然の元素の化身」から選択したタイプの追加の1d6ダメージを受けます。このクラスのレベルが17に達すると、この追加ダメージは2d6に増加します。

THOUSAND FORMS/千の姿*

14レベルで「THOUSAND FORMS/千の姿*」を身につけます。無数の方法で自分の物理的な形を変える月の魔法を使うことを学びました。この特徴により「オルター・セルフ」呪文は常に準備済みでありり、呪文スロットを消費せずに唱えることができます。また、準備した呪文の数にもカウントされません。

5版PHBでも「千の姿」と同じです。映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」にでていたドルイドのドリックのように連続して姿を変える事が可能になります。

まとめ

いかがでしたか?OneD&Dでの「サークル・オヴ・ザ・ムーン」は5版の月の円環とほぼ同じです。ただ、OneD&Dでは自然の化身自体が強化されており、このサブクラスでも化身になった状態でも防御術呪文を唱えたり、元素の力で追加ダメージを与えるほどの高い戦闘力を持ちます。映画D&Dでもドルイドが大活躍しているので、せひとも「サークル・オヴ・ザ・ムーン」で遊んでみましょう!

5版の月の円環はこちら

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