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監視者の誓い(Oath of the Watchers)とは|異世界の敵に警戒して戦うD&D5版パラディンの聖なる誓い

TRPGダンジョンズ&ドラゴンズには多くの神が存在しており、信仰の形もさまざまですが、神に監視者の誓いを立てたパラディンが存在します。このパラディンはどのように形で神聖なる力を行使できるのか、わかりやすいように聖なる誓いである監視者の誓いについて解説します。

監視者の誓いとは

パラディン
「Tasha’s Cauldron of Everything(ターシャの万物釜)」で追加された監視者の誓い(Oath of the Watchers)とは異世界生物の捕食から死の領域を保護している世界の番人としてのパラディンのサブクラスです。この聖なる誓いのパラディンは異世界の脅威に対する究極の武器となるように、心、精神、および体を磨いています。また、異世界の力の影響を見つけることに常に警戒しており、疑わしいカルトに関する情報を収集するためにスパイと情報提供者のネットワークを確立することがよくあります。同じような存在としてレンジャーのホライズン・ウォーカーがあります。監視者の誓いには以下の内容があります。

  • 警戒*(Vigilance)・・・直面する脅威は、狡猾で、強力で、破壊的なもの。その堕落に常に注意しろ。
  • 忠誠心*(Loyalty)・・・悪魔の贈り物や好意を受け取るな。命令、仲間、義務に忠実であれ。
  • 規律*(Discipline)・・・星の向こうにある恐怖に対する盾であれ。刃は永遠の鋭くあり、生存に執着しろ。

監視者の誓いの特徴

監視者の誓いは異世界の生物である異形、セレスチャル、エレメンタル、フィーンド、フェイと戦う特徴を持ちます。知力や判断力、魅力セーヴに攻撃の機会に変えることができ、警戒し見通す能力で戦闘を優位に導きます。

監視者の誓いの特徴レベル効果
監視者の誓いの呪文特定のパラディンレベルで呪文を習得する。
神性伝導3自身と仲間のセーヴに有利を付ける「監視者の意志」と異世界の生物を退散させる「超次元生物退散」の神性伝導が使える。
歩哨のオーラ*(Aura of the Sentinel)7自身と10フィート以内の仲間のイニシアチヴに習熟ボーナスがつく。
警戒する叱責*(Vigilant Rebuke)15自身または30フィート以内の誰かのセーヴを目撃時にリアクションで2d8+魅力修正値のダメージを与える。
死の防壁*(Mortal Bulwark)20超視力を得る。また異世界生物の攻撃ロールに有利がつき、対象がセーヴに失敗すると異世界へ追放する。

*は「Tasha’s Cauldron of Everything」が未訳のため正確なものではありません。

ここがスゴイ!監視者の誓い

監視者の誓いは異世界の生物を追い払い、自分や仲間のセーヴを目撃した時に攻撃してきた相手に反撃することができます。呪文は魔力を検知したり、見通したりすることができます。常に警戒することでイニシアチヴにボーナスを得たり、呪文に対して「カウンタースペル」を行うことができます。

「監視者の誓いの呪文」で仲間を守る

3レベルの監視者の誓いはパラディンレベルが特定のレベルに達するたびに「監視者の誓いの呪文」を修得します。呪文は魔力を見通すもの中心に追加があります。特に「カウンタースペル」は呪文発動を阻止できます。

パラディンレベル監視者の誓いの呪文
3アラーム、ディテクト・マジック
5ムーンビーム、シー・インヴィジビリティー
9カウンタースペル、ノンディテクション
13オーラ・オヴ・ピュアリティ、バニッシュメント
17ホールド・モンスター、スクライング

「神性伝導」が使える

レベル3になると監視者の誓いは「神性伝導」により神の力を具現化することができます。実行できる神性伝導は2つあり、自身と味方のセーヴを強化する「監視者の意志」と異世界の生物を追い払う「超次元生物退散」を使い分けることができます。

  • 「監視者の意志*(Watcher’s Will)」・・・神性伝導を使って信仰の守護する力に自分の存在を付与することができる。アクションとして30フィート以内の見ることができる対象を最大で魅力修正値に等しい人数を選び、1分間自分と選んだ者に知力、判断力、魅力のセーヴに有利を与えることができる。
  • 「超次元生物退散*(Abjure the Extraplanar)」・・・神性伝導を使って異世界の存在を罰することができる。アクションとして聖印を掲げ、声を聞くことができる30フィート以内の異形、セレスチャル、エレメンタル、フィーンド、フェイに判断力セーヴをさせることができる。失敗したものは1分間またはダメージを受けるまで退散する。退散するものはできるだけ速やかに離れようとし、早足を使う。また自分の意志で近寄ることはできない。どこにも逃げることができない時は回避を行う。

「監視者の意志」はセーヴしやすくなるので、「警戒する叱責」の特徴が使えればリアクションで反撃ができます。

「歩哨のオーラ*(Aura of the Sentinel)」でイニシアチヴにボーナスがつく

レベル7になれば「歩哨のオーラ」により、無力状態でなければ警戒のオーラを放出します。自身と10フィート以内の選んだ者すべてがイニシアチヴロールをする時に習熟ボーナスと等しい値をイニシアチブのボーナスとして増やすことができます。この特徴はレベル18になるとオーラの範囲が30フィートに伸びます。

「警戒する叱責*(Vigilant Rebuke)」でセーヴ時に反撃する

レベル15になると「警戒する叱責」により、自身とその守りに対して侮辱するものを懲らしめる方法を学びます。自分または30フィート以内の見ることができる者が知力、判断力、魅力セーヴに成功する徳はいつでも、リアクションを使って攻撃者に2d8+魅力修正値の合計の力場ダメージを与えることができます。

神性伝導「監視者の意志」を使えば知力、判断力、魅力セーヴに有利を得ることが出来るのでセーヴに成功しやすくなり、このリアクションでダメージを与えることができます。

「死の防壁*(Mortal Bulwark)」で異世界生物を追放できる

レベル20になると監視者の誓いのパラディンは「死の防壁」により、死の領域の守りに神性な力の火花を発現させます。この特徴は1回のボーナスアクションとして1分間以下の恩恵を得ます。

  • 120フィートの疑似視覚を得る。
  • 異形、セレスチャル、エレメンタル、フェイ、フィーンドへの攻撃ロールに有利を得る。
  • 攻撃が成功してダメージを与える時、対象に呪文難易度に対して魅力セーヴを行わせることが出来る。セーヴに失敗したものは別世界から来ているのであれば本来の世界へ魔法的に追放されます。成功したものは24時間はこの特徴で追放されることはありません。

一度このボーナスアクションを使うと、5レベル以上の呪文スロットを消費するか大休憩が終了するまで再び使うことができません。

擬似視覚は通常及び魔法的な暗闇を見通し、不可視状態のものを見ることができます。また、視覚的な幻には自動的にセーヴが成功し、変身生物や魔法的な変化をしているものの真の姿を見ることができます。さらに同じ範囲でエーテル界を覗くこともできます。

まとめ

いかがでしたか?監視者の誓いは異世界生物の攻撃に警戒して戦うことができます。神性伝導をはじめ、習得する特徴や呪文は仲間を守るのではなく攻撃的な立ち回りをしたいパラディンとして活躍できます。パラディンでも守ることを意識せず戦いたい人はぜひとも世界の番人として監視者の誓いを楽しんでみましょう!

パラディンの他の聖なる誓いはこちら

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