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アーケイン・トリックスターとは|魔法の手と心術・幻術を使いこなすD&D5版のローグの類型

ダンジョンズ&ドラゴンズではローグのサブクラスもいろいろありますが、隠密性と秘術に優れたアーケイン・トリックスターが存在します。アーケイン・トリックスターは呪文を活用するサブクラスですが、今回はわかりやすいようにこのローグの類型にアーケイン・トリックスターについて解説します。

アーケイン・トリックスターとは

ローグ
アーケイン・トリックスター(Arcane Trickster)とは秘術使いのいたずらものという意味で俊敏性と隠密性を魔法でさらに強化しようと心術や幻術を学ぶローグのサブクラスです。この類型のローグはスリや強盗のほか道化や悪戯者、冒険者にも存在します。心術や幻術は隠密行動を取りやすくするために使え、隠密状態であれば急所攻撃のほか呪文に対するセーヴィングスローに不利を与えることができます。また見えないメイジハンドは使い方によっては隠密行動をしやすいように陽動にも使うことができます。

アーケイン・トリックスターの特徴

アーケイン・トリックスターは隠密行動に呪文を活用して戦うことが多いです。隠れ身を使うことは多くのローグと変わりませんが、急所攻撃の他に魔法攻撃も狙うことができます。またメイジ・ハンドを不可視化させて有効に使えるので普段使いのように出しておくと便利です。

アーケイン・トリックスターの特徴レベル効果
呪文発動3メイジ・ハンドを含むウィザード呪文を幻術・心術中心に修得できる。
欺きのメイジ・ハンド3メイジ・ハンドを使うたびに不可視化できる。またボーナスアクションでメイジ・ハンドを操ることができる。
奇襲魔法9隠れている状態で呪文を発動したら場合は相手は呪文に対して行うすべてのセーヴィングスローに不利を付ける。
多彩ないたずら13ボーナスアクションでメイジ・ハンドを動かし5フィート以内の1体の注意を引くことができる。その相手に対しての攻撃に有利を得る。
呪文泥棒17誰かの呪文が自分もしくは自分を含む範囲を目標にした場合、リアクションを用いて術者にセーヴィングスローを行わせ、セーヴィングスローに失敗したら呪文の効果を無視することができる。またその呪文の知識を掠め取ることができ、発動できる呪文レベルであれば8時間だけ修得することができる。その間相手はその呪文を使用することができない。

ここがスゴイ!アーケイン・トリックスター

メイジハンド
アーケイン・トリックスターは「メイジ・ハンド」で撹乱しながら戦い、隠密で効果的に呪文を使うことができます。使用できる呪文は幻術や心術中心の構成のため「スリープ」や「チャーム・パースン」で無力化させることもできます。もちろん隙があれば急所攻撃を狙うこともできます。

「呪文発動」で幻術・心術が使える

3レベルに達したアーケイン・トリックスターは「呪文発動」でウィザード呪文の発動能力を得ることができます。初級呪文を3つ修得できますが、うち一つは必ず「メイジ・ハンド」である必要があります。1レベル以上の呪文の修得は3つ習得できますが、うち2つは幻術か心術である必要があります。レベルが上がることで修得できる呪文は幻術か心術に限られますが、8・14・20レベルで修得できる分はどの系統でも構いません。またレベルが上がるタイミングで条件はありますが修得済みの呪文を入れ替えることができます。

呪文のセーヴ難易度 = 8 + 習熟ボーナス + 知力修正値
呪文攻撃の修正値 = 習熟ボーナス + 知力修正値

「欺きのメイジ・ハンド」を不可視化して操作できる

3レベルになるとアーケイン・トリックスターは「欺きのメイジ・ハンド」で「メイジ・ハンド」を発動するたびに出現した魔法の手を不可視にすることができます。また、魔法の手はローグの特徴である「巧妙なアクション」の1つとしてボーナスアクションで操作することができます。「メイジ・ハンド」は通常の1つの物を操る他に以下の作業を行うことができます。

  • 魔法の手が持っているものを誰かの着用や運搬している容器に入れることができる
  • 誰かが着用または運搬している1つの容器の中のものを1つ取り上げることができる
  • 盗賊道具を用いて罠の解除や解錠ができる

これらの作業を周囲に気づかれずに行うにはアーケイン・アーチャーの「手先の早業」技能と相手の「知覚」技能の対抗判定を行い成功する必要があります。

この特徴により射手の持つ矢弾を抜き取ったり、腰にかけている鍵を抜き取ったりすることができます。また10ポンドまで持つことができるので離れた仲間に物品を届けたり、まきびしや鉄球玉を撒いたり、30フィート離れたところにロープを引っ掛けたりといった1つの物体の操作が可能です。

「奇襲魔法」で呪文に不利を与える

レベル9になると隠れている状態で相手に呪文をかけた場合、相手はその呪文に対してこのターン中に行うセーヴィングスロー全てに不利を付けることができます。心術の多くはセーヴィングスローが多く用いられており、少しでも呪文の成功率を上げるのであれば「奇襲魔法」で不利を与えるのは大きく影響します。

「多彩ないたずら」で撹乱する

レベル13になれば「多彩ないたずら」により「メイジ・ハンド」による撹乱を行うことができます。ボーナスアクションで5フィート以内の敵1体を指定することでその目標は魔法の手が気になり注意散漫になります。その状態になればターン終了までアーケイン・アーチャーの攻撃ロールに有利を得ます。

この特徴は自分のターンでまずボーナスアクションを用いて目標を指定し、攻撃アクションで有利がついていることによる急所攻撃までの流れを作ることができます。

「呪文泥棒」で一時的に呪文修得できる

レベル17になると「呪文泥棒」が可能になります。自分または自分を範囲に含む魔法が発動した時にリアクションを使うことで術者に対してセーヴィングスローをさせ、セーヴに失敗すると呪文の効果を無視することができます。またその呪文が自分でも発動できるレベルの呪文であれば一時的にその知識を掠め取り修得することができ、8時間以内であればその呪文を発動させることができます。その間相手は8時間経過するまでその呪文を使うことができません。この特徴は1度使用すると大休憩が終了するまで再び使用することはできません。

まとめ

いかがでしたか?アーケイン・トリックスターは呪文が使えることでできることが大きく変わります。またウィザードより「メイジ・ハンド」を使いこなすことができるため、常時魔法の手を出しておく方が良いでしょう。魔法の手は撹乱以外にも一つの物体を操作できるの大きな音を立てて注意を引くなどできます。アーケイン・トリックスターを使いこなす上でも「メイジ・ハンド」でできることをいくつか考えておきましょう。
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