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魔法書士会(Order of the scribes)とは|呪文を集め、ダメージ種別を書き換えて使うウィザードの学派

ダンジョンズ&ドラゴンズではウィザードのサブクラスもいろいろありますが、魔法を記録して残していく団体が存在します。魔法を記録するという一風変わったクラスですが、今回はわかりやすいようにこの学派の魔法書士会について解説します。

魔法書士会とは

ウィザード
魔法書士会(Order of the scribes)とは「Tasha’s Cauldron of Everything (ターシャの万能釜)」により追加されたサブクラスで通常の学派とは異なります。もともとOrder of the Scribesと書いてあり、ここでは勝手に魔法書士会としていますが正式なものではありません。この書士会のウィザードは魔法の発見を記録し、魔法が繁栄するように残していきます。多くのウィザードは呪文書を大切にしますが、書士会のウィザードは呪文書に秘められた力を目覚めさせ、その力を使いこなします。呪文書の力を効率的に引き出すことができるので呪文が揃っていれば活躍も可能で、いかに呪文をコレクションできるかが重要になります。

魔法書士会のメリット

魔法書士会は特別に呪文を研究しているわけでもないので得意な系統はありませんが、ダメージ種別の書き換えができるので効果的にダメージを与えることができます。また呪文書の書き写しについては全系統で時間を短縮できます。また儀式呪文を通常の時間で発動させることもできます。また呪文書の秘めた力を目覚めさせることができます。

魔法書士会の特徴レベル効果
魔法使いの羽根ペン*(Wizardry Quill)2ボーナスアクションでインクを必要としない魔法の羽ペンを作り出す。
目覚めた呪文書*(Awakened Spellbook)2呪文書を目覚めさせる焦点具として使用できる。この呪文書を持っている間呪文のダメージ種別を書き換えることができ、儀式呪文も通常の発動時間で発動できる。
顕在する呪文書の心*(Manifest Mind)6ボーナスアクションで呪文書の心を呼び起こしスペクトルマインドを出現させる。スペクトルマインドは暗視を持ち、テレパシーで見聞きしたものを共有でき、スペクトルマインドを通して呪文を発動できる。ボーナスアクションで動かすことができる。
書士の達人*(Master Scrivener)10目覚めた魔法書の呪文を巻物に書き写すことができる。巻物は1レベル高くなる。
言葉のあるもの*(one with the Word)14目覚めた呪文書とのつながりが深くなりる。魔法学技能に有利を得ます。スペクトルマインドが出ている時にダメージを受けた時にスペクトルマインドを仕舞うことですべてのダメージを防ぐことができます。その代わりに3d6をして、呪文書は一時的に【その目以上の呪文レベルの合計を持つ選択した呪文】が使用することができなくなります。

*は未訳のため正式なものではありません。

魔法書士会のデメリット

魔法書士会のデメリットは特定の系統を得意としていないため、系統呪文の対象を増やしたり効果を高めるような特徴がありません。

ここがスゴイ!魔法書士会

魔法の羽根ペン
魔法書士会は呪文を目覚めさせることでダメージ種別を書き換えて発動させることが可能です。またスペクトルマインドが呼び出せるようにあるとマインドを通して様々な呪文を発動させることができます。またスクロールを作成できるので呼びの呪文としてストックしておくことも可能です。

「魔法使いの羽根ペン(Wizardry Quill)」で書写しが早くなる

2レベルに達した魔法書士はフリーハンドで小さな羽根ペンを作ることができます。この羽根ペンは以下の要素を持ちます。

  • インクを必要とせず、好きな色のインクで字を書くことができる。
  • 呪文書の書写しにかかる時間が書き写す呪文のレベル×2分で済む。
  • このペンを使って書いた文章は5フィート以内にあるのであれば、ボーナスアクションとして文章の上でペンの羽を振ると消すことができる。

なお、この羽根ペンは術者が死ぬか新しいものを作ると消失します。

「目覚めた呪文書(Awakened Spellbook)」で呪文書が覚醒する

2レベルになると魔法書士会によって準備された特別なインクと古代の呪文を使い、呪文書の中の秘術の感覚を目覚めさせることができます。この呪文書を手に持っている間は次の効果を得ることができます。

  • 呪文書を呪文焦点具として使用することができる。
  • 呪文スロットを消費する呪文を使用した時、一時的に呪文のダメージ種別を呪文書にある他の呪文と置き換えることができる。この置き換えは発動させるこの時の呪文1回だけ行われ、置き換えのもととなる呪文のレベルは消費する呪文スロットと同じでなければならない。
  • 儀式呪文を使用した時に10分かかるところが通常の発動時間で呪文を使うことができる。一度この効果を使うと大休憩を取るまで使用できない。

なお、必要であれば新しい本や同調済みの呪文書に秘術の紋章を書くために「魔法使いの羽根ペン(Wizardry Quill)」を使うことによって、小休憩時に呪文書を交換すことができます。休憩終了時に呪文書の意識は新しい呪文書に呼び出され、その意識は全ての呪文とともに呪文書へと変わります。前の「目覚めた呪文書」がどこかに存在する場合はそのページからすべての呪文が消失します。

呪文のダメージ種別を変更できるということは、相手の脆弱性に合わせり、抵抗をもつダメージ種別を避けたりと効果的に攻撃呪文を使うことができることを意味します。例えば「マジック・ミサイル」のダメージを力場から火に変えると火に脆弱性もつ敵は倍のダメージを受けます。また防御系呪文でもダメージ種別を変えることができるので、呪文書に幅広いダメージ種別の呪文構成があると効率的に使うことができます。

「顕在する呪文書の心(Manifest Mind)」で呪文書の心を呼び出す

レベルが6になると「目覚めた呪文書(Awakened Spellbook)」を持っている時にボーナスアクションを使って呪文書から心呼び出すことができます。60フィート以内の何もない空間に漂う光った小さい物体としてスペクトルマインドは出現します。このスペクトルマインドは無形であり10フィートをぼんやりと照らす存在として漂っています。その見た目は幽霊のような本や連続した文字、過去の学者のように見えます。

スペクトルマインドは60フィートの暗視を持ち見聞きすることもでき、テレパシーを通じてアクションを使わ事なく共有することができます。自分ターンでウィザード呪文を使った時はいつでも、スペクトルマインドの場所にいるように知覚を使って呪文を使うことができます。これは習熟ボーナスの回数だけ使うことができ、大休憩後に使用分を回復します。またボーマスアクションとして見ることができる何もない空間を30フィート漂わせることができます。なお生物は通過できますが物体は通過できません。

このスペクトルマインドは300フィート離れるかディスペルマジックされるか、「目覚めた呪文書(Awakened Spellbook)」が破壊されるか、死亡するか、ボーナスアクションで収納すると消滅します。一度スペクトラルマインドを呼び出すと大休憩を取るか任意の呪文スロットを消費するまで再使用することはできません。

スペクトルマインドの知覚を使うということは、本来離れた場所にいても見聞きすることを表しその視点を使って呪文を使うことができることを意味します。つまり、ウィザード本体から見えない位置に敵がいてもスペクトルマインドから見ることができれば、その敵を対象として選ぶことができます。

「書士の達人(Master Scrivener)」で呪文を書き写す

レベル10以上になると大休憩が終了した時はいつでも、「魔法使いの羽根ペン(Wizardry Quill)」で空のスクロールや羊皮紙に触れ、「目覚めた呪文書(Awakened Spellbook)」から一つの呪文をコピーしてスクロールを作成することができます。スクロールを作る時は5フィート以内に呪文書がある必要があります。スクロールにコピーする呪文は1~2レベルの呪文で1アクションで発動できるものに限られ、スクロールに入ると呪文は1レベル強化されます。このスクロールはアクションで使用することができますが、他の人は理解することができないため使えません。このスクロールの呪文を使うか大休憩を取るとスクロールは消滅します。また、この特徴により通常のスクロール作成も長けており、作成にかかる時間とコストは半分になります。

「言葉のあるもの(one with the Word)」でダメージ全カット

レベル14になれば「言葉のあるもの(one with the Word)」により「目覚めた呪文書(Awakened Spellbook)」との魂の繋がりが強くなります。呪文書を持っている時は魔法の伝承を思い出す手助けとなり、「魔法学」技能で有利を得ます。さらにスペクトルマインドが出現している時にダメージを受けたのなら、リアクションを使ってスペクトルマインドを収納することで全てのダメージを無くすことができます。ただし、その影響により一時的に呪文の一部が使用不可になります。実際にはダメージをカットしたあと3d6をロールをし、任意の呪文のレベルの合計がその値を超えたものは一時的に使用することができません。1d6回の大休憩が終了しない限り、別のスクロールや呪文書で発見しても使用することができません。またこの特徴は一度使用すると大休憩が終了するまで使用できません。なおコストをカバーできる呪文が不足するのであればヒットポイントは0になります。

この特徴は分かりやすく言えばダメージを帳消しにする代わりに、そのダメージに匹敵する分の呪文を使えなくなる、というものです。3d6の目が9の時、任意の呪文で9レベル呪文1つや3レベル呪文3つなど合計値で9を超えるために選んだ呪文は一時的に消えます。呪文を多く持っている方が使いたい呪文を残しやすくなります。

まとめ

いかがでしたか?魔法書士会は呪文を目覚めさせることで脆弱性を突いたり、ダメージ抵抗を避けるように呪文を唱えることができます。また特定の属性を持つ防御呪文にも置き換えることができるので、いかに多くの呪文をコレクションできるかが活躍の鍵になります。ウィザードはレベルアップ以外でも呪文を獲得できるので是非とも積極的に呪文を入手していきましょう。スペクトルマインドを起点に呪文も使えるので、集めた呪文をフル活用して魔法書士を楽しみましょう!
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