One D&Dに追加されたテスト版の特技|5版の特技との相違点の解説

目次

日本でもプレイヤーが増えているD&DですがOne・D&Dでプレイテスト用に様々なテスト版が公開されています。そこで5版の特技とどのように違うのかOne・D&Dのテスト版の特技の解説をします。

FEATS/特技

D&Dでは種族やクラスの特徴とは別に、特技を修得することができます。しかし、その特技も積極的に選択されるものもあれば、なかなか選ばれないものもあります。OneD&Dでは特技の再調整が行われ、選択しやすいように全ての特技に能力値上昇が付いたほか、その効果もバランス良く調整されています。その中でもファイターの特徴である「戦闘スタイル」も戦闘職であれば特技として修得することができます。

特技取得方法も変わり、5版では特定レベルでの能力値上昇と引き換えでしたが、OneD&Dではすべてのクラスで4、8、12、16、19レベルになると獲得できます。さらに1レベル、4レベル、20レベルと修得に必要なレベルも設定され、必要な能力値や習熟、クラスのグループといった前提条件も必要になっています。

そしてOne・D&Dのオリジナル要素として20レベルで獲得できる特技は「EPIC BOON」と呼ばれ、使い勝手の良い強力な特技もあります。

ABILITY SCORE IMPROVEMENT/能力値上昇*

特技の説明 選択した1つの能力値を2増加させるか、選択した2つの能力値を1増加させることができる。この特技を使用して能力値を20以上に増加させることはできない。
レベル4レベル
前提条件なし
繰り返しの修得複数回取得可

ACTOR/役者*

ものまねと演劇に熟練しているので以下の利点を得る。PHBと異なる点はペテンでの効果がなくなっている

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・魅力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Impersonation/なりすまし*・・・架空の人物または自分以外の実在の人物に変装している間、魅力判定(芸能)に有利が付き、他の人に自分がその人物であることを納得させることができる。
  • Mimicry/ものまね*・・・スピーチを含む他の生き物の音を模倣できる。音や話し方を模倣するには、少なくとも1分間は聞く必要がある。その後いつでも、DC15の【魅力】判定(芸能)を行ってものまねを行うことができる。成功すると、最大1時間は説得力のある模倣ができる。
レベル4レベル
前提条件魅力13以上
繰り返しの修得不可

ATHLETE/運動選手*

広範囲にわたるトレーニングを受けたことで以下の利点を得る。PHBと異なる点は高跳びや幅跳びの助走の恩恵がなくなっているが、跳躍時の能力値判定に有利が付く

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・筋力、敏捷力または耐久力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Climb Speed/登攀速度*・・・移動速度に等しい登攀速度を得る。
  • Hop Up/跳ね起き*・・・伏せ状態の時、5フィート分の移動のみで立つことができる。
  • Jumping/ジャンプ*・・・跳躍アクションで能力値判定で有利を得る。
レベル4レベル
前提条件筋力、敏捷力または耐久力13以上
繰り返しの修得不可

CHARGER/突撃者*

真っ先に戦いに突撃するように訓練しましたことで、以下の利点を得る。PHBと異なる点は早足アクションを使いボーナスアクションで攻撃という手順がなくなり、10フィートの直線移動で効果を得ることができる。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・筋力または敏捷力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Improved Dash/改良された早足*・・・早足アクションをする時、移動速度が10フィート増加する。
  • Charge Attack/強襲*・・・自分のターンにおいて攻撃アクションの一部として、攻撃が命中する前に少なくとも真っ直ぐ10フィート移動した時、ダメージロールに+1d8を追加するか、自分より1ランク大きいサイズまで10フィート突き飛ばすことができる。
レベル4レベル
前提条件軍用武器の習熟
繰り返しの修得不可

CROSSBOW EXPERT/クロスボウの達人*

クロスボウの広範囲にわたる訓練で以下の利点を得る。PHBと異なる点は軽武器特性のあるクロスボウを使う二刀流の取り扱いで、実質ダメージは増加している。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・敏捷力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Ignore Loading/装填無視*・・・クロスボウの装填特性を無視できる。
  • Firing in Melee/近接射撃*・・・5フィート以内に敵がいてもクロスボウによる攻撃ロールに不利を受けない。
  • Dual Wielding/二刀流*・・・軽武器特性のあるクロスボウで追加攻撃をする時は、その追加攻撃のダメージに能力値修正を加えることができる。
レベル4レベル
前提条件軍用武器の習熟
繰り返しの修得不可

DEFENSIVE DUELIST/守りの決闘術*

攻撃を巧みに受け流すことを学び、以下の利点を得る。PHBと同じ。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・敏捷力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Parry/受け流し*・・・妙技武器を持ち、他のクリーチャーから近接攻撃を受けた場合、リアクションを使いその攻撃へのACに習熟ボーナスを加えることができる。その結果、攻撃がミスになる可能性が出る。
レベル4レベル
前提条件敏捷力13以上
繰り返しの修得不可

DUAL WIELDER/二刀の使い手*

二つの武器を扱う戦い方を習得したことで以下の利点を得る。PHBと異なる点は片方は軽武器である必要があり、AC増加の効果は無くなっている

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・筋力または敏捷力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Enhanced Dual Wielding/二刀流強化*・・・片手で軽武器を持っている時、もう一つの武器に両手用特性がないのであれば軽武器特性を持つものとして扱うことができる。
  • Quick Draw/早抜き*・・・通常一つしか収納や武器構えができない時に両手用特性がない武器を一度に2つ収納したり、武器構えができる。
レベル4レベル
前提条件軍用武器の習熟
繰り返しの修得不可

DURABLE/壮健*

丈夫で回復力があるため、次の利点を得る。PHBと異なる点はボーナスアクションでヒットダイスを1つ使用できる。また死亡セーブに有利が付く。つまり、死ににくくなる。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・耐久力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Defy Death/死への反抗*・・・死亡セーヴィングスローに有利を得る。
  • Speedy Recovery/速回復*・・・ボーナスアクションとしてヒットダイスを一つ消費してロールした値に等しいヒット・ポイントを回復できる。
レベル4レベル
前提条件耐久力13以上
繰り返しの修得不可

ELEMENTAL ADEPT/元素の達人*

呪文発動において、特定の形のエネルギーを恐るべき熟達で利用して、次の利点を得ることができる。PHBと同じ。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・知力、判断力または魅力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Energy Mastery/エネルギー熟達*・・・酸、冷気、火、電撃、雷鳴のダメージ種別を1つ選ぶ。選んだダメージ種別の呪文は抵抗を無視する。さらにそ呪文のダメージをロールする時に選んだダメージ種別の呪文であれば、ダメージダイスが1の目を2にすることができる。
レベル4レベル
前提条件呪文発動能力もしくは契約魔法*特技
繰り返しの修得可能。ただし異なるダメージのEnergy Mastery(エネルギー制御*)のみ。

GRAPPLER/組み技の達人*

熟練したレスラーであり、以下の利点がある。PHBと異なる点は押さえ込みは無くなったが、素手攻撃のついでに掴むことができる。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・筋力または敏捷力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Attack Advantage/有利攻撃*・・・掴んでいるクリーチャーへの攻撃に有利を得る。
  • Fast Wrestler/機敏なレスラー*・・・掴んでいるクリーチャーを動かしても、そのクリーチャーが自分のサイズ以下であれば、スロー状態にはならない。
  • Punch and Grab/殴って掴む*・・・自分のターンで攻撃アクションの一部として素手攻撃を命中させた時はダメージを与え、さらに掴みを行うことができる。この特徴は1ターンに1回使用できる。
レベル4レベル
前提条件筋力または敏捷力13以上
繰り返しの修得不可

GREAT WEAPON MASTER/大業物の使い手*

武器の重量を有利に利用し、その勢いで攻撃を強化する方法を学び、以下の利点を得る。PHBと異なる点は重武器で攻撃ロールをマイナスにしてダメージを増やせなくなった代わりに、習熟ボーナスを追加できる

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・筋力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Cleave/真っ二つ*・・・近接武器攻撃でのクリティカルヒットやクリーチャーのヒットポイントを0にした直後に、ボーナスアクションを使い同じ武器で一度攻撃することができる。
  • Heavy Weapon Mastery/重武器の熟達*・・・自分のターンでの攻撃アクションの一部として重武器で攻撃が命中した時、そのターゲットへの追加ダメージを与えることができる。追加ダメージは習熟ボーナスと等しく、1ターンに1回追加できます。
レベル4レベル
前提条件軍用武器の習熟
繰り返しの修得不可

HEAVILY ARMORED/重装防具習熟

重装鎧を効果的に使用するための訓練を受け、以下の利点を得る。PHBと同じ。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・筋力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Armor Training/防具訓練*・・・重装鎧に習熟を得る。
レベル4レベル
前提条件中装鎧習熟
繰り返しの修得不可

HEAVY ARMOR MASTER/重装鎧の達人*

重装鎧を使用して攻撃をそらすことができ、次の利点が得ることができる。PHBと異なる点は減少できるダメージの量が3と固定ではなく、習熟ボーナスと等しくなる。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・耐久力または筋力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Damage Reduction/ダメージ減少*・・・重装鎧を装着している時に攻撃を受けた場合、その時の打撃、斬撃、刺突のダメージは習熟ボーナスに等しい値を減少させることができる。
レベル4レベル
前提条件重装鎧習熟
繰り返しの修得不可

INSPIRING LEADER/激励する指揮官*

あなたは他の人を励ますことに長けており、以下の利点を得る。PHBと異なる点は使用するタイミングや一時的ヒットポイントの量の出し方にある

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・判断力または魅力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Encouraging Performance/勇気づける振る舞い*・・・小休憩又は大休憩が終了したあとにスピーチや歌、踊りといった激励を与えることができる。これを行った時は、30フィート以内にいてパフォーマンスを目撃した最大6体の友好的なクリーチャー(自分自身を含む)を選択しする。選ばれたクリーチャーはそれぞれ、2d4+習熟ボーナスに等しい一時的ヒット・ポイントを得る。
レベル4レベル
前提条件判断力または魅力13
繰り返しの修得不可

KEEN MIND/鋭敏なる頭脳*

重要な詳細を素早く思い出したり発見したりする訓練を受けており、以下の利点を得る。PHBとは大きく変わっている。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・知力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Lore Knowledge/伝承知識*・・・魔法学、歴史、捜査、自然、宗教から一つを選ぶ。選んだ技能に習熟がなければ習熟を得て、習熟があれば「Expertise(専門家*)」になる。
  • Quick Study/飲み込みが早い*・・・ボーナスアクションとして学習アクションをすることができる。
レベル4レベル
前提条件知力13以上
繰り返しの修得不可

LIGHTLY ARMORED/軽装防具習熟*

防具訓練を行うことで以下の利点を得る。PHBと異なる点はこの特技で中装鎧と盾の習熟も得ることができる

特技の説明
    軽装鎧、中装鎧、盾の習熟を得る。
レベル1レベル
前提条件なし
繰り返しの修得不可

MAGE SLAYER/魔道士退治*

魔法使いとの戦いに役立つテクニックを練習し、以下の利点を得ることができる。PHBと異なる点は5フィート以内の敵が呪文を使った時にリアクションを取ることができず、そのセーヴにも有利は無くなったが、知力、判断力、魅力セーヴに失敗しても確実に1回は成功にできる。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・筋力または敏捷力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Concentration Breaker/精神集中破壊*・・・精神集中しているクリーチャーにダメージを与えた場合、精神集中を維持するためのセーヴィングスローに不利を与える。
  • Guarded Mind/守られた心*・・・もし知力、判断力、魅力セーヴィングスローで失敗した場合、成功にすることができる。この特徴は一度使うと大休憩が終了するまで使うことができない。
レベル4レベル
前提条件軍用武器のどれかに習熟
繰り返しの修得不可

MEDIUM ARMOR MASTER/中装鎧の達人*

中装鎧での移動訓練を行ったことで、以下の利益を得ることができる。PHBと異なる点は中装鎧装着時でも隠密に不利を被らないメリットが無くなっている。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・筋力または敏捷力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Dexterous Wearer/機敏な着用者*・・・中装鎧を装着している間、もし敏捷力が16以上であればACは2ではなく3追加される。
レベル4レベル
前提条件中装鎧習熟
繰り返しの修得不可

MOUNTED COMBATANT/騎乗戦闘者*

乗騎との絆が深まり、以下の利点を得ることができる。PHBと異なる点は〈動物使い〉の能力値判定に有利が付く。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・筋力、敏捷力または判断力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Mount Handler/騎乗操者*・・・馬や騎乗のための野獣の訓練や扱いのための〈動物使い〉判断力判定に有利を得る。
  • Mounted Strike/騎乗打撃*・・・騎乗の間は上記より1サイズ以上小さく、5フィート以内いるクリーチャーに対しての攻撃は有利を得る。
  • Leap Aside/跳躍*・・・乗騎が通常、敏捷力セービングスローの成功で半分のダメージしか受けないような場合、セービングスローに成功した場合はダメージを一切受けず、失敗した場合は半分のダメージしか受けない。乗騎がこの利益を得るためには、それに乗っている必要があり、どちらも無力化することはできない。
  • Veer/転換*・・・騎乗中は、リアクションを使用して、乗騎に命中する攻撃を強制的に自分に命中させることができる。
レベル4レベル
前提条件軍用武器の習熟
繰り返しの修得不可

OBSERVANT/観察眼*

周囲の詳細にすぐに気付くことができ、次の利点を得る。PHBと異なる点は読唇術としての使い方はできなくなるが、看破、捜査、知覚のどれかに習熟する。また隠れ身をしている敵を見つけ出すための捜索アクションをボーナスアクションで行うことができる。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・知力または判断力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Keen Observer/鋭敏な観察者*・・・看破、捜査、知覚の一つを選ぶ。選んだ技能に習熟がなければ習熟し、習熟があれば「Expertise(専門家*)」になる。
  • Quick Search/素早い捜索*・・・ボーナスアクションとして捜索アクションを行うことができる。
レベル4レベル
前提条件知力または判断力13以上
繰り返しの修得不可

POLEARM MASTER/長柄の使い手*

リーチのあるポールウェポンを使って広範囲に訓練したことで、次の利点が得らる。なお、間合いと重武器の二つの特性を持つ武器に限定されるため、PHBでは可能であったクォータースタッフやスピアで利点を得ることができなくなっている。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・筋力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Pole Strike/石突打撃*・・・重武器と間合い特性のある武器で攻撃し、命中した直後にボーナスアクションを使ってその武器の反対側の端(石突部分)で近接攻撃をすることができる。この攻撃によるダメージダイスはd4で殴打ダメージになる。
  • Reactive Strike/反応打撃*・・・重武器と間合い特性のある武器を持っている間はクリーチャーが武器の間合いに侵入した時にリアクションを使って近接攻撃を行うことができる。
レベル4レベル
前提条件軍用武器の習熟
繰り返しの修得不可

RESILIENT/強靭さ*

特定の危険に耐える強靭さを発達させ、次の利点を得る。PHBとは異なり、選択できる能力値はセーブ習熟がないものに限られる

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・セーヴ習熟がない能力値を一つ選択し、その能力値が1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Saving Throw Proficiency/セーヴ習熟*・・・選択した能力値のセーヴに習熟を得る。
レベル4レベル
前提条件なし
繰り返しの修得不可

RITUAL CASTER/儀式発動者*

儀式魔法を学ぶことで以下の利点を得る。PHBと異なる点は儀式呪文をスロット消費なしに通常の発動時間で発動できるほか、儀式書についての説明がなくなっている。つまり、入手した儀式呪文を追加していくことができない。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・知力、判断力または魅力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Ritual Spells/儀式呪文*・・・Arcane(秘術呪文)、Divine(神聖呪文)、Primal(原始呪文)のリストからRitual(儀式)タグのある1レベル呪文を2つ選択する。その呪文は常に準備済みであり、呪文スロットを消費せずに発動することができる。その呪文の発動能力はこの特技で増加した能力である。
  • Quick Ritual/素早い儀式*・・・この恩恵で儀式によって延長した時間ではなく、通常の詠唱時間として準備済みの儀式呪文を発動させることができる。その時は呪文スロットを必要としない。一度この方法で呪文を発動させると大休憩を終えるまでこの恩恵を使うことはできない。
レベル4レベル
前提条件知力、判断力または魅力13以上
繰り返しの修得不可

SENTINEL/守護戦士*

敵のガードのすべての隙を利用するテクニックを習得し、以下の利点を得る。基本的にPHBと同じだが、「目標がこの特技を取得していないならば」という条件は無くなっている。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・筋力または敏捷力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Guardian/守護者*・・・5フィート以内のクリーチャーが離脱アクションや自分以外の者へ攻撃を受した直後に、リアクションを使ってそのクリーチャーに機会攻撃を行うことができる。
  • Halt/止まれ*・・・機会攻撃を命中させた時は、そのクリーチャーのそのターンに残っている移動速度は0になる。
レベル4レベル
前提条件軍用武器の習熟
繰り返しの修得不可

SHARPSHOOTER/射撃の名手*

他の人では不可能な射撃を行うことができ、以下の利点を得る。PHBと異なる点は遠隔武器での攻撃ロールで5フィート以内に敵がいても不利を受けなくなっている。また、命中を下げてダメージを上げることができなくなっている

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・敏捷力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Bypass Cover/遮蔽通過*・・・遠隔武器での攻撃で1/2または3/4遮蔽を無視する。
  • Firing in Melee/近接射撃*・・・遠隔武器での攻撃ロールで5フィート以内に敵がいても不利を受けない。
  • Long Shots/長距離射撃*・・・遠距離で攻撃しても、武器による遠距離攻撃ロールに不利になることはない。
レベル4レベル
前提条件軍用武器の習熟
繰り返しの修得不可

SHIELD MASTER/盾の使い手*

攻撃ではなく守るために盾の使い方を訓練したことで以下の利点を得る。PHBと異なる点はシールドバッシュにボーナスアクションを必要としなくなっている。また、敏捷力セーヴに盾のACを加えることができなくなっている

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・筋力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Shield Bash/シールドバッシュ*・・・近接攻撃の一部として5フィート以内のクリーチャーを攻撃して命中させた場合、盾を装備しているのであればすぐに叩きつけることができ、難易度8+筋力修正値+習熟ボーナスの筋力セーヴをさせることができる。セーヴに失敗した場合は目標を伏せ状態にするか5フィート押しやることができる。この効果は1ターンに1回しか使用できない。
  • Interpose Shield/盾挟み*・・・敏捷力セービングスローを実行して半分のダメージしか受けられない効果を受けた場合、セービングスローに成功して盾を装備している場合は、リアクションを使用して自分自身と効果の発生源の間に盾を挟み、ダメージを受けないようにすることができる。
レベル4レベル
前提条件盾習熟
繰り返しの修得不可

SKULKER/影に潜む者*

影をこっそり通り抜けるのが得意になり、次の利点を得る。PHBと異なる点は盲視と戦闘中の隠密判定に有利を得ることができる。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・敏捷力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Blindsight/盲視*・・・10フィートの盲視を得る。
  • Fog of War/戦の霧*・・・戦闘の注意散漫さを利用して、戦闘中に隠れ身アクションの一部として行う敏捷力判定(隠密)に有利が付く。
  • Sniper/狙撃手*・・・もし隠れ身中に攻撃を行いミスした場合、攻撃したことで隠れ身が終了することはない。
レベル4レベル
前提条件敏捷力13以上
繰り返しの修得不可

SPEEDSTER/機動力*

並はずれたスピードとスタミナを兼ね揃えることで以下の利点を得る。PHBと異なる点は移動速度増加に重装鎧を着ていないことが条件になったり、近接攻撃後の機会攻撃を誘発しない効果は失われている

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・敏捷力または耐久力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Speed Increase/移動速度増加*・・・重装鎧を装着していなければ移動速度が10フィート増加する。
  • Dash Over Difficult Terrain/移動困難地形踏破*・・・自分のターンにおいて早足アクションの時、移動困難地形で困難な地形はそのターンの残りの間、追加の移動を必要としない。
レベルレベル
前提条件敏捷力または耐久力13以上
繰り返しの修得不可

SPELL SNIPER/呪文狙撃手*

特定の種類の呪文で攻撃を強化するテクニックを学び、次の利点を得る。PHBと異なる点は初級呪文を修得しなくなり、射程は2倍ではなく60フィートになる

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・知力、判断力または魅力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Bypass Cover/遮蔽通過*・・・呪文による攻撃ロールで1/2または3/4遮蔽を無視する。
  • Casting in Melee/近接詠唱*・・・5フィート以内に敵がいても呪文での攻撃ロールに不利を受けない。
  • Increased Range/射程増加*・・・攻撃ロールを必要とし少10フィート以上の距離で呪文を発動する時、呪文の射程を60フィートまで増加することができる。
レベル4レベル
前提条件呪文発動能力もしくは契約魔法*特技
繰り返しの修得不可

WAR CASTER/戦場の術者*

戦闘中に呪文を唱える練習をしたことで以下の利点を得る。能力値増加以外はPHBと同じ。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・知力、判断力または魅力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Concentration/精神集中*・・・精神集中を維持するための耐久力セーヴに有利を得る。
  • Reactive Spell/*・・・クリーチャーが間合いから離れて機会攻撃が発生する時、リアクションを使って機会攻撃の代わりに呪文を発動することができる。呪文はそのクリーチャーに対して1アクションで発動できるものでなければならない。
  • Somatic Components/動作要素*・・・片手あるいは両手で武器や盾を持っている時でさえ、動作要素を行うことができる。
レベル4レベル
前提条件呪文発動能力もしくは契約魔法*特技
繰り返しの修得不可

WEAPON TRAINING/武器訓練*

さまざまな武器を使って広範囲に練習し、次の利点を得る。PHBではWEAPON MASTERYと称され、同様の特技がある。ただし、PHBでは武器を4つ選択になるが、この特技では軍用武器全ての習熟を得ることができる。

特技の説明
  • Ability Score Increase/能力値増加*・・・筋力または敏捷力を1増加する。最大20まで上げることができる。
  • Weapon Proficiency/武器習熟*・・・軍用武器の習熟を得る。
レベル4レベル
前提条件なし
繰り返しの修得不可

FIGHTING STYLE/戦闘スタイル*

OneD&Dでは戦闘スタイルも特技として選択することができます。ただし、前提条件としてWarrior Group(戦闘職*)でなければなりません。

FIGHTING STYLE: ARCHERY/戦闘スタイル:弓術*

特技の説明 遠隔武器攻撃での攻撃ロールに+2のボーナスを得る。
レベル1レベル
前提条件Warrior Group(戦闘職*)
繰り返しの修得不可

FIGHTING STYLE: DEFENSE/戦闘スタイル:防御*

特技の説明 鎧を装着している間はACに+1のボーナスを得る。
レベル1レベル
前提条件Warrior Group(戦闘職*)
繰り返しの修得不可

FIGHTING STYLE: DUELING/戦闘スタイル:片手武器戦闘*

特技の説明 片手に近接武器を持ち、もう一方の手に武器を持っていない時は近接武器のダメージロールに+2のボーナスを得る。
レベル1レベル
前提条件Warrior Group(戦闘職*)
繰り返しの修得不可

FIGHTING STYLE: GREAT WEAPON FIGHTING/戦闘スタイル:両手武器戦闘*

特技の説明 両手による近接武器での攻撃ロールで1または2の目の時は再ロールができ、新しいロール結果が適用される。この時の武器は両手用または両用の特性がなければならない。
レベル1レベル
前提条件Warrior Group(戦闘職*)
繰り返しの修得不可

FIGHTING STYLE: PROTECTION/戦闘スタイル:護衛*

特技の説明
    目に見えるクリーチャーが攻撃ロールを行い、5フィート以内にいる自分以外のターゲットに命中した直後に、リアクションを使用して盾を差し込み、その攻撃ロールに-2のペナルティを課すことができる。その結果、攻撃がミスになる可能性がある。また、このリアクションを使用するには、盾を使用している必要がある。
レベル1レベル
前提条件Warrior Group(戦闘職*)
繰り返しの修得不可

FIGHTING STYLE: TWO-WEAPON FIGHTING/戦闘スタイル:二刀流*

特技の説明 軽武器特性の武器で追加攻撃をする時は追加攻撃のダメージ能力値修正を追加することができる。
レベル1レベル
前提条件Warrior Group(戦闘職*)
繰り返しの修得不可

EPIC BOON/伝説的恩恵*

One・D&Dでは高レベルの冒険者のみ獲得できる特技として「EPIC BOON(伝説的恩恵*)」を獲得できます。

EPIC BOON OF COMBAT PROWESS/戦闘力の伝説的恩恵*

特技の説明 近接攻撃でミスした場合、代わりにヒットすることができる。この特技を使用すると、イニシアチブをロールするまで再度使用することはできない。
レベル20レベル
前提条件Warrior Group(戦闘職*)
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF DIMENSIONAL TRAVEL/次元旅行の伝説的恩恵*

特技の説明 呪文スロットなしに「ミスティ・ステップ」を使うことができる。この特技を使用すると、小休憩、大休憩またはイニシアチブをロールするまで再度使用することはできない。
レベル20レベル
前提条件Expert(専門職*)またはMage(魔法職*) Group
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF ENERGY RESISTANCE/抵抗の伝説的恩恵*

特技の説明 酸、冷気、火、電撃、死霊、毒、精神、光輝、雷鳴ダメージの一つを選び、そのダメージ種別に抵抗を得る。小休憩や大休憩を終了した時はいつでも瞑想してダメージ種別を変更することができる。
レベル20レベル
前提条件Expert(専門職*)またはMage(魔法職*) Group
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF FORTITUDE/忍耐の伝説的恩恵*

特技の説明 最大ヒットポイントが40増加する。さらに、ヒットポイントを回復するたびに、耐久力修正値に等しい追加のヒットポイントを回復する。これらの追加のヒットポイントを回復できるのは1ラウンドに1回まで。
レベル20レベル
前提条件なし
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF IRRESISTIBLE OFFENSE/抑え難き攻撃の伝説的恩恵*

特技の説明 与えるダメージは常に抵抗を無視する。
レベル20レベル
前提条件Expert(専門職*) またはWarrior(戦闘職*) Group
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF LUCK/幸運の伝説的恩恵*

特技の説明 d20テストでd20をロールした直後にd10をロールし、ロールした数をテストに追加できる。この特技を使用すると、イニシアチブをロールするか、小休憩または大休憩を完了するまで、再び使用することはできない。
レベル20レベル
前提条件Expert(専門職*) Group
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF THE NIGHT SPIRIT/夜の精霊の伝説的恩恵*

特技の説明 「薄暗い明るさ」または「暗闇」の中にいる間、アクションとして不可視状態になることができる。アクションまたはリアクションを実行した直後まで、不可視状態は維持される。
レベル20レベル
前提条件Expert(専門職*)またはMage(魔法職*) Group
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF PEERLESS AIM/比類なき狙いの伝説的恩恵*

特技の説明 射程内のターゲットに対して遠距離攻撃を行って外した場合、代わりに攻撃をヒットさせることができる。この特技を使用すると、イニシアチブをロールするまで再度使用することはできない。
レベル20レベル
前提条件Expert(専門職*) またはWarrior(戦闘職*) Group
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF RECOVERY/*回復の伝説的恩恵

特技の説明 ボーナスアクションを使用して、最大ヒットポイントの半分に等しい数のヒットポイントを回復することができる。一度この特典を使用すると、大休憩を終了するまで再度使用することはできない。さらに、出目が1以外のすべての死亡セーヴィングスローに成功する。
レベル20レベル
前提条件なし
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF SKILL PROFICIENCY/技能習熟の伝説的恩恵*

特技の説明 すべての技能に習熟を得る。
レベル20レベル
前提条件なし
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF SPEED/移動の伝説的恩恵*

特技の説明 移動速度が30フィート増加する。
レベル20レベル
前提条件Expert(専門職*) またはWarrior(戦闘職*) Group
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF UNDETECTABILITY/発見不能の伝説的恩恵*

特技の説明 隠れている間は魔法的にも非魔法的にもみられたり聞かれたりすることがない。
レベル20レベル
前提条件Expert(専門職*) Group
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF THE UNFETTERED/非拘束の伝説的恩恵*

特技の説明 ボーナスアクションとして、脱出アクションを行うことができる。これにより、組みつき状態と拘束状態も終了する。
レベルレベル
前提条件Expert(専門職*) またはWarrior(戦闘職*) Group
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF FATE/運命の伝説的恩恵*

特技の説明 60フィート以内に見える別のクリーチャーがd20テストを行った場合、d10をロールしてロールした数をボーナスまたはペナルティとしてd20ロールに適用することができる。この特技を使用すると、イニシアチブをロールするか、小休憩または大休憩を完了するまで、再び使用することはできない。
レベル20レベル
前提条件Mage(魔法職*) またはPriest(神官職*) Group
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF SPELL RECALL/呪文記憶の伝説的恩恵*

特技の説明 呪文が5レベル以下であれば、呪文スロットを消費することなく、準備した呪文を唱えることができる。これを行うと、大休憩を終了するまで、この特典を再度使用することはできない。
レベル20レベル
前提条件Mage(魔法職*) またはPriest(神官職*) Group
繰り返しの修得不可

EPIC BOON OF TRUESIGHT/超視覚の伝説的恩恵*

特技の説明 60フィートの超視覚を得る。
レベル20レベル
前提条件Priest(神官職*) Group
繰り返しの修得不可

まとめ

いかがでしたか?OneD&Dでは特技の選び方もキャラクターを魅力的にする要素の一つであり、従来のD&Dと異なりいろいろと選んでビルドしていくことができます。これから徐々にOneD&Dのテスト版が公開されると思いますが、ぜひともキャラクターのビルドを行いプレイテストをしてみましょう!

One D&D PLAYTEST
*はPHBを参考にしましたが私訳の部分もあり、正式なものではありません。

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