遮蔽とは|後衛を守る位置取りと遠隔攻撃に関わるD&D基礎知識

ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)の戦場はキャラクターの立ち位置によって遮蔽が発生します。遮蔽を理解することで防御や遠隔攻撃を行うときの行動が変わります。初心者にもわかりやすいように遮蔽について解説します。

遮蔽とは

遮蔽とは「覆ったり物陰に隠したりして他から見えなくすること」で、D&Dでは遠隔攻撃や呪文、キャラクターやモンスターが持つ特徴にも関わってきます。物陰に隠れているキャラクターは敵に狙われにくなり、ルール上でも遮蔽の度合いにより効果が変わります。遮蔽を発生するものはさまざまな障害物や味方などが対象との間に存在すると発生します。戦闘では近接戦闘を行なっている前衛のポジションと後衛のポジションが重要であり、前衛は後衛への敵の視線遮る位置を取り、後衛は味方や障害物などで遮蔽を獲得できる位置を取ります。また、遠隔攻撃や遠隔呪文攻撃を行う時に相手が遮蔽効果を持っているのであれば、その遮蔽を失わせる場所への移動も重要です。

  • 前衛は敵と後衛の間に入り込み、直線を少しでも遮る
  • 後衛は無防備に敵と直線上に立たないように、前衛の影や障害物に隠れる
  • 遠隔攻撃を行う時に敵の遮蔽が大きいときは移動も考える(自分の遮蔽を失う可能性がある)
  • 敵に遮蔽があっても命中できるのであればそのまま攻撃する(自分の遮蔽は失わない)

遮蔽効果

何にも隠れていないまたは僅かに隠れている状態と、遮蔽効果が発生する3段階があり、その段階は「1/2遮蔽」「3/4遮蔽」「完全遮蔽」があります。

遮蔽効果なし

遮蔽効果が発生していない状況は全く隠れていないか、僅かに隠れている場合のみを表します。
遮蔽なし
上記はキャラクターの位置関係と視線を表します。左下のキャラクターから出ている矢印が視線で、目標のマスの角を全て見ることができます。
1/4遮蔽
上記は左下のキャラクターの視線が1本だけ柱によって見えない(隠れている)状態ですが、1本だけなので遮蔽効果はありません。

1/2遮蔽

身体が半分だけ隠れており遮蔽効果が発生します。身体の半分が見えている状態です。
1/2遮蔽
上記は左の下のキャラクターからの視線が柱によって2本だけカットされています。視線4本中2本がカットされているので1/2遮蔽になります。遮蔽を発生させる障害物は視線を半分隠すほかに、体が半分隠れる大きさのある家具、下半身が隠れる低い木、細い木の幹、敵や味方など生物があります。1/2遮蔽を獲得するとACと敏捷力セーヴに+2のボーナスがつきます。

ACが2上がると僅かに攻撃がヒットしにくくなります。攻撃が当たらない気がするのであれば遮蔽を無くす位置へ移動して攻撃した方が良いでしょう。

3/4遮蔽

身体の3/4が隠れており遮蔽効果が発生します。身体の1/4が見えている状態です。
3/4遮蔽
上記は左下のキャラクターからの視線は柱で1本、近接戦闘をしている仲間で2本塞がれており、4本中3本で遮蔽が発生しています。この遮蔽を発生する障害物は鉄格子や矢狭間(城壁や櫓などに空けた矢を射るための穴)、太い木の幹などがあります。3/4遮蔽を獲得するとACと敏捷力セーヴに+5のボーナスがつきます。

ACが5上がると攻撃を命中させるのも難しくなるので、相手が3/4遮蔽を持っているようであれば移動して遮蔽を減らしてから攻撃した方が良いでしょう。

完全遮蔽

身体の全てが隠れている場合は完全遮蔽となります。身体は見られていません。
完全遮蔽
上記は左下のキャラクターの視線が障害物に全て遮られており、完全遮蔽が発生します。完全遮蔽であれば攻撃や直接的な呪文の対象になることはありません。またキャラクターの特徴にある「見えている」と条件がついているものの対象になることもありません。

完全遮蔽である場合、直接的な攻撃ができないので見える位置へ移動するか、範囲攻撃に巻き込む方法が良いでしょう。

特技「射撃の名手」を獲得しよう

特技の中には遮蔽を無効にするものもあり、「射撃の名手」を得ることで1/2遮蔽と3/4遮蔽を無いものとすることができます。この特技を取ることでアーケイン・アーチャーや相棒を盾にして戦うビースト・マスター、スカウトなど遠隔攻撃主体で戦うキャラクターには恩恵があります。

まとめ

いかがでしたか?遮蔽を持つことは回避を行い易くすると共に狙われにくくする効果もあります。前衛は後衛のために遮蔽を作り、後衛は遮蔽を生かしつつ戦ったり、敵の遮蔽をなくしたりすることも大切です。弓術で戦うレンジャーやアーケイン・アーチャー、一部ローグや遠くから呪文攻撃をするウィザードやソーサラーなどは是非ともポジションを理解して戦いましょう!

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