剣聖門とは｜様々な剣聖武器を巧みに操る武芸者のようなモンクの門派

2021.12.23

D&Dのモンクのサブクラスには剣聖門と呼ばれる門派があり、武器を操ることを得意としています。この門派のモンクは実際にはどのようなロールプレイが合うのか、初心者でも分かりやすいように剣聖門について解説します。

剣聖門とは

モンクの門派
剣聖門はもともとWay of Kenseiと記されており、ひたすら武器の修行に明け暮れる門派です。この門派のモンクは武器を極めることで自分の体の延長のように武器を操ることができます。剣聖にとっての武器は書家の筆、画家の鉛筆と同じでどんな武器であれ武術の美と正確さを表す道具となります。素手攻撃よりは武器による攻撃がメインとなるので武芸者のイメージの方が近く、もし宮本武蔵や李書文といった武人がD&Dの世界にいるのであれば剣聖門に所属していたことでしょう。

剣聖門の特徴

この剣聖門の特徴には特殊な武術の修行で特定の武器を極めることにあります。その武器は剣聖武器と呼ばれ、剣聖の極意を体現することができます。また武術だけではなく、書道や絵画への造詣も深くなります。

剣聖門の特徴	レベル	効果
剣聖の道	3	修行により身につけた剣聖武器を使い、AC+2のボーナスを得る受け流しやボーナスアクションで遠隔攻撃を行うことができる。また書道用品や画材の習熟を得る。
我は剣なり剣は我なり	6	剣聖武器を魔法的なものにする他、気を消費して追加ダメージを与える。
気刃	11	ボーナスアクションで気を消費した分のポイントを剣聖武器の攻撃ロールやダメージロールに追加する。
正撃必中	17	モンク武器で攻撃ロールがミスしても１ターンに一回だけ再ロールができる。

ここがスゴイ！剣聖門

剣聖門は武器を極めた武術の達人です。気を消費して武器を強化するほか、素手攻撃時には防御を上げるなど派手さはありませんが敵に打ち勝つ能力を得ることができます。武術や連打などのモンクの特徴を併せて戦えば手数を増やしながら高いダメージを与えることも可能です。

「剣聖の道」は達人への第一歩

剣聖門では3レベルから「剣聖の道」を辿り始めます。まず特殊な修行によって極める剣聖武器として近接武器１つと遠隔武器１つを得ることができます。剣聖武器には重武器や特殊の特性がないものに限られますが、ロングボウは選択ができます。また剣聖武器はレベルが上がっていくことで新たに増やすことが可能です。また剣聖武器を用いた技術も使えるようになります。受け流しの極意では複数の敵に囲まれた時などに使うとACが上がることで攻撃が当たりにくくなるので生存しやすくなり、継続的に遠隔武器で攻撃をする場面では剣聖の射法はダメージを増やすので役に立ちます。

剣聖の道の技術	説明
受け流しの極意	剣聖武器を持ったまま素手攻撃によるアクションを行った場合、そのまま剣聖武器で身を守ることができる。次のターンまでAC+2される。
剣聖の射法	ボーナスアクションを用いて遠隔攻撃を強化できる。以降の遠隔攻撃で1d4の追加ダメージがつく。次のターン終了まで効果は続く。
筆道	書道用品または画材に習熟を得る。

「我は剣なり剣は我なり」で剣聖武器を強化

6レベルになると剣聖武器に気を流し込むことができるようになります。気を流し込まれた剣聖武器は非魔法的な攻撃に耐性や抵抗を持つものに魔法的なものとしてダメージを与えることができます。また、剣聖武器がヒットした時に気を1ポイント消費することで武術のダイスに等しい追加ダメージを与えることができます。

「気刃」で持続する強化ができる

剣聖門は11レベルになれば気を消費して武器を強化させることができます。「気刃」はボーナスアクションを使い自分の剣聖武器に1~3ポイントの気を消費し流し込むことで、攻撃ロールとダメージロールに消費した気ポイント分のボーナスを付けることができます。しかも、その効果は１分間持続します。ただし、すでに攻撃ロールとダメージロールにボーナスがついている武器には効果を発揮しないので注意が必要です。

「正撃必中」で再攻撃の機会を得る

17レベルになると「正撃必中」によりモンク武器による攻撃は百発百中の域に達します。これは自分のターンでの攻撃ロールがミスになった時に1回だけ再ロールすることが可能です。通常の攻撃アクションに限らず、ボーナスアクションでの攻撃にも使うことができます。リアクションは厳密には自分のターンではないため効果は適用されませんが、DMの判断で可能な場合もあります。

まとめ

いかがでしたか？剣聖門は武器攻撃を強化して戦える門派なので、戦場では活躍することができます。基本的には剣聖武器を強化して立ち回ることになりますが、受け流しの極意や剣聖の射法なども状況によっては役に立ちます。演出的な派手さはありませんが、モンクの武術を使いながらダメージの高い剣聖武器を使いこなすことができるので戦場で立ち回りたい人にはおすすめです。
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