勇の楽派とは|戦うものを力づけ自分でも戦うバードの楽派

D&Dのバードのサブクラスには勇の楽派と呼ばれるグループがあり、英雄の物語を曲や歌に合わせて広めています。冒険者が集まる酒場や大きな篝火などに集まる人々に向けて過去現在の英雄の偉業話を得意としているバードですが、実際にはどのようなロールプレイが合うのか、初心者でも分かりやすいように勇の楽派について解説します。

勇の楽派とは

バードの楽派
勇の楽派はもともとCollege of Valorであり、バードの中で特に勇気に満ち溢れた英雄たちの偉業の知識に秀でています。この楽派のバードは英雄が成し遂げる偉大な出来事を目撃するために世界を旅し、この世からその業績が消え去らないよう歌にして広めています。また自分達の声援で、かつての英雄に劣らぬ功績を上げることができるよう勇気あるものたちを支援します。

勇の楽派の特徴

勇の楽派は武具の習熟が他のバードとは違い中装備や軍用武器を扱うこともあできます。英雄を間近で見るためには自分の身は自分で守ることができるよう多少の戦闘力は持っています。そのためどちらかというと戦闘よりのバードと言えます。

勇の楽派の特徴レベル効果
習熟追加3中装備、盾、軍用武器の習熟を得る。
戦の声援3バードの声援を受けているキャラクターは声援ダイスをダメージロールまたはリアクションを用いて自分のACに加算することができる。
追加攻撃6自分のターンの攻撃アクションが2回になる。
呪文武器連撃14アクションでバード呪文を使用した時に、ボーナスアクションで1回の武器攻撃が可能。

ここがスゴイ!勇の楽派

勇の楽派は間近で英雄の活躍を見ることができるよう自分の身を守る程度の戦闘をこなすことができます。そのため声援も戦闘に特化していたり、自身の攻撃回数を増やすこともあります。積極的に前で戦いたいというプレイヤーには向いているサブクラスです。

「習熟追加」で武装化

もともと何でも屋でもあるバードですが、勇の楽派では3レベルで中装鎧、盾、軍用武器の追加習熟を得ることができます。ダメージの大きい軍用武器やACが上がる中装鎧と盾の習熟を得るということは近接戦闘で死ににくくなります。

「戦の声援」で声援ダイスの使い道が増える

3レベル以降の勇の楽派は仲間に持たせることができる声援ダイスの使い道が増えます。通常のバードの声援であれば声援ダイスは攻撃ロール・セーヴィングスロー・能力値判定でのロールの目に加算しますが、戦の声援の特徴があるとバードの声援にダメージロール・ACが追加されます。これは声援ダイスを持った仲間がダメージを与える時に声援ダイスの目をダメージロールに追加できるほか、ダイスを持っていキャラクターが攻撃を受ける時にリアクションを用いてダイスを使い、その目をACに加算することが可能です。

「追加攻撃」で手数が増える

勇の楽派のバードは6レベルの段階で自分のターンでの攻撃アクションが2回になります。敵一体に対して2回攻撃のほかに、近くの敵2体に攻撃ができます。

「呪文武器連撃」で呪文と武器攻撃を同じターンで行う

レベル14になると自分のターンのアクションで呪文を使った時は1回の武器攻撃が可能になります。先にバード呪文を使った場合にのみ武器攻撃が可能になりますが、「トゥルー・ストライク」など相性の良いものもあります。呪文を使った攻撃を使うのであればその後武器攻撃も行えるので、1ターンで大きなダメージを与えることも可能です。

まとめ

いかがでしたか?勇の楽派はその特徴からも戦闘をするためのバードと言えます。戦の声援や攻撃回数が増えたりすることは与えるダメージが増加するものであり、パーティーの火力を上げたものと考えることができます。火力が上がったりACが上がったりと戦闘に向いた感じはありますがバードの声援自体の数は変わらないので、呪文を絡めた立ち回りがどれだけできるかが重要になります。是非とも勇の楽派をロールプレイしてみましょう。

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