チャットパレットの作り方|ユドナリウムを快適にするための設定方法

ユドナリウムは今ではZIPを読み込んで使うことが多いためチャットパレットも充実していますが、自分好みではない場合や自分で1から組み立てる場合などではチャットパレットの設定をする必要があります。チャットパレットがどのような形でできているのかを理解する上でもチャットパレットの作り方を解説します。

チャットパレットとは

チャットパレットとはテキストチャットをスムーズに行うため、会話の雛形をいくつか用意しておく機能です。直接チャットに1d100などのダイスロールを手入力で行うことも可能ですが、スムーズに進めるためにも自分で使いやすいチャットパレットを用意しておくことは良いことです。またパレットを準備しておくことでキャラクターのパラメータをダイスロールに使うこともできるので便利です。

ユドナリウムのチャットパレット設定方法

チャットパレット設定
チャットパレットを便利に使うには自分に合ったカスタマイズが必要です。定型文は1行ごとに登録が可能で、挨拶のような文字列からダイスロールの設定まで可能です。チャットパレットの設定とは実際にはダイスロールの設定と言えます。設定にはチャットパレット下部の「チャットパレットの編集」を押し、テキストエリアへの記述を可能にする必要があります。そして編集が終わったら必ず「チャットパレットの確定」をし、反映させる必要があります。なお設定を進めるにあたりルールブック限定の式も存在するため、ダイスボット指定のところで使用するルールブックを選択し、ヘルプを必ず参照するようにしましょう

チャットパレットの基本的なダイスロールの説明

ダイスロールは「◯D◯」形で表現され、通常のダイスロール同様にDの前の◯はダイスの数でDの後ろの◯はダイスの種類を表します。基本的なダイスボットは以下のような式を用いることで利用することができます。

ダイスボットの式の例 例の説明
3D6+3 3D6に3を加えたものでよくあるダイスロール。
3D6+1>=9 3d6+1で目標値9以上かの判定。>=は右辺を目標としたロールで、ダイスの計算式の値が右辺以上であれば成功。
1D100 D100で右辺の値である50%を目標の下方ロール。右辺以下であれば成功。
3U6[5] 3d6のダイス目が5以上の場合に振り足しして合計する(上方無限)。
3B6 3d6のダイス目をバラバラのまま出力する。合計はしないので2B6であればD66と同様の判定が可能。
10B6>=4 10d6を振り4以上のダイス目の個数を数える。バラバラのダイスロールで右辺以上の値をカウントする。
(8/2)D(4+6) 個数・ダイス・達成値には四則演算も使用可能。
C(10-4*3/2+2) C(計算式)で計算だけの実行も可能。ダイスを使わなくても頭にCをつけると括弧内を計算できる。
choice[a,b,c] 列挙した要素から一つを選択表示。ランダム攻撃対象決定などに利用可能。
S3d6 各コマンドの先頭に「S」を付けると他人結果の見えないシークレットロール。
3d6/2 ダイス出目を割り算(切り捨て)。切り上げは /2U、四捨五入は /2R。
D66 D66ダイス。順序はゲームに依存。D66N:そのまま、D66S:昇順。1/36が必要な時に便利。

チャットパレットの置き換え文字の設定方法

チャットパレットをカスタマイズする時、コマの持つパラメータを加算が自動で行われるように設定しておくと簡単です。ダンジョンズ&ドラゴンズやソードワールドのようにキャラクターの能力修正値がロールに加算される場合も多いです。またクトゥルフ神話TRPGのSANチェックのように現在のSAN値が基準となる場合もパラメータから値を獲得すると便利です。

中括弧{ }はパラメータの置き換え

パラメータの値をチャットパレットに表示するための置き換え文字には中括弧{ }を使用します。例えば{筋力}とすると、パラメータに筋力というラベルがある場合はその値が読み込まれます。もし{ }の中がパラメータにない項目であった場合、何もないものとして処理されます。この値は数値に限らずテキストも読み込まれます。

ゴンザレスパラメータ
例えば上記のようなキャラクターのコマにはnameといった文字列から敏捷、筋力といった数値がパラメータとして設定されています。
チャットパレット例
このキャラクターコマのチャットパレットから上記のような置き換え文字を設定してチャットをします。
チャット結果
するとこの画像のように置き換え文字の部分にはパラメータの値が適用されます。置き換えられた文字が数字の場合はダイスボットを使うチャットであれば計算も可能です。

パラメータ以外の一時的な置き換えは//(ダブルスラッシュ)を使う

中括弧はキャラクターコマの持つパラメータを使用することができますが、キャラクターのステータスにはないけどダイスロールに頻繁に使うパラメータがある場合、//を用いてチャットパレット内に一時的なパラメータとして保持しておくことが可能です。例えば所有している魔法のアイテムがロールに影響を及ぼす場合、「//敏捷A」など任意の名称を付けてイコールで数値を設定すると置き換え文字を使用して呼び出すことが可能です。
チャットパレット例
 例えばこのようにチャットパレット内に「//やさしさ=10」と「//思いやり=20」と一時パラメータとして設定すると、チャットに置き換え文字を使用して呼び出すことが可能になります。
チャット結果2
置き換え文字を使用してチャットパレットからチャットを送信すると一時的な置き換えも読み込むことができます。またダイスボットを使えば値を読み込んで計算することも可能です。

値を計算させる

チャットで計算を行うには2つの方法があります。一つはダイスボットを使用し、その値に四則演算を適用することができます。ただこの場合、ダイスロールの目が発生するのでランダム要素が必要のない計算では使えません。その場合は「C(計算したい式)」を使うことで計算することができます。もし、4+5を計算したいのであればC(4+5)と記述します。括弧の中の式は四則演算ができるものであれば問題なく計算できます。

まとめ

いかがでしたか?基本的な設定はZIPを読み込ませることで登録されていたりもしますが、武器ダメージなど自分のキャラクターに必要な部分は少しカスタマイズが必要です。また、単なるダイスボットを入力するだけではなく、ダイスの後ろにでも文章を入れることでテキストチャットでも無機質な感じを少し減らせることが可能です。慣れると簡単なので是非とも自分に合ったチャットパレットを作ってみましょう。

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