昇竜門(Way Of The Ascendant Dragon)とは|竜の力を解き放つD&D5版モンクの門派

D&Dのモンクのサブクラスには昇竜門と呼ばれる門派があり、竜の力と模倣し力を学んでいます。この門派のモンクは実際にはどのようなロールプレイが合うのか、初心者でも分かりやすいように昇竜門について解説します。

昇竜門(Way Of The Ascendant Dragon)とは

モンクの門派
「Fizban’s Treasury of Dragons」(未訳)で追加されたサブクラスである昇竜門(Way Of The Ascendant Dragon)はドラゴンを模倣し、その力に共鳴したモンクです。この門派のモンクはドラゴンの力に共鳴するように精神を変化させ、竜の力引き出して自身をを強化し、仲間を守り、竜の翼で空を飛ぶことが出来るようになります。最終的には物質界の本質と精神的な統一を目指しています。このモンクを選んだ時はどのようにして竜の力が解き反たれたのかを決める必要があります。

d6説明
1ドラゴンを観察し、自分の気を世界を変えるドラゴンの力と一致させることにより、能力を磨いた。
2ドラゴンが個人的に内なるエネルギーを形作るのに積極的な役割を果たした。
3伝統的な教えを何世紀にもわたって単一のドラゴンの指示にまでさかのぼる修道院で勉強した。
4古代のドラゴンの隠れ家の影響を受けた地域で長い間瞑想し、その周囲の魔法を吸収した。
5刺激的な新しい技術を含んだ竜語で書かれた巻物を見つけた。
6五手のドラゴンボーンの夢を見たあと、竜の息を反映し変えられた気により目覚めた。

昇竜門の特徴

昇竜門の特徴は気を使うことで竜の力を呼び起こすことが出来ます。竜の持つダメージ種別を素手攻撃に持たせたり、ブレスを吐くこともできます。

昇竜門の特徴レベル効果
竜門徒*(Draconic Disciple)3竜の力を導き、威圧や説得技能を再ロールできる。また素手攻撃に酸・冷気・火・電撃・毒に変更できる。竜語または他の言語一つを読み聞き、書くことができる。
竜息吹*(Breath of the Dragon)3円錐型または直線状の酸・冷気・火・電撃・毒のブレス攻撃を行うことが出来る。
拡翼*(Wings Unfurled)6移動速度に等しい飛行能力を得る。
竜相*(Aspect of the Wyrm)11オーラを放ち、範囲内の敵を恐怖状態にしたり、自身と仲間に酸・冷気・火・電撃・毒への抵抗を与える。
昇竜相*(Ascendant Aspect)17「竜息吹」の強化や「竜相」のオーラを爆発させてダメージを与える。また10フィートの盲視を得る。

*は「Fizban’s Treasury of Dragons」が未訳のため正確なものではありません。

ここがスゴイ!昇竜門

昇竜門はモンクでは竜の力を含む攻撃ができ、背中から羽が広がり高く飛ぶこともできます。また竜の力を使い、対象を恐怖に震え上がらせたり仲間を守るオーラを放出することもできます。レベルが上がるとブレスを広範囲にできるほか、オーラを爆発させることもできます。

「竜門徒*(Draconic Disciple)」になる

昇竜門では3レベルになると「竜門徒」になり、自身の貫禄を大きくして竜の力を導き、竜の息吹の本質を素手攻撃に吹き込むことができます。この特徴により以下の恩恵を得ます。

  • 竜来臨*(Draconic Presence)・・・魅力「威圧」技能または魅力「説得」技能の判定に失敗した場合、力強い竜の貫禄を活用し再ロールのリアクションを取ることが出来る。一度この特徴で失敗が成功に変わると大休憩が終了するまで再び使うことができない。
  • 竜打撃*(Draconic Strike)・・・素手攻撃でダメージを与えた時、ダメージ種別を酸・冷気・火・電撃・毒に変更することが出来る。
  • 竜言葉*(Tongue of Dragons)・・・竜語または他の言語一つを読み聞き、書くことができる。

「竜息吹*(Breath of the Dragon)」を吐く

3レベルの昇竜門はドラゴンを模倣することで作られる破壊的な波動を導くことができます。自分のターンで攻撃アクションを取った時、20フィートの円錐型か幅5フィートで30フィートの直線のどちらかで竜のエネルギーの呼気による攻撃の一つに変更することができます。この時ダメージ種別で酸・冷気・火・電撃・毒を選ぶことができます。この攻撃の範囲内にいるものは全てきセーヴ難易度に対する敏捷力セーヴを行い、失敗すると武術ダイスの2倍のロールに等しいダメージを受け、成功しても半分のダメージを受けます。11レベルに達するとダメージは武術ダイスの3倍のロールに等しいものになります。この特徴は習熟ボーナスと等しい回数行うことができ、大休憩が終了すると使用した回数全てを回復します。この特徴を使う回数が無いのであれば、気ポイントを2ポイント消費することでこの特徴を使うことができます。

範囲攻撃の手段を持たないモンクとしては貴重な攻撃手段です。

「拡翼*(Wings Unfurled)」で空を飛ぶことが出来る

6レベルの昇竜門はモンクの特徴である「疾風足」を使う時、ターンが終了時に消滅する虹色をした竜の翼を背中から広げることができます。翼がある間は歩行移動速度に等しい飛行移動速度を得ます。この特徴は習熟ボーナスと等しい回数使うことができ、大休憩終了時に使用した回数を回復することができます。

この飛行はホバリングすることはできないため、ターン終了時に体を固定できなければ落下します。

「竜相*(Aspect of the Wyrm)」でオーラを放出する

11レベルの昇竜門は体から竜の魂の力が放出され、味方への脅威を追い払ったり敵に恐怖を与えることができます。ボーナスアクションで竜の力のオーラを作り1分間放出することができます。その間以下の効果の中から一つの恩恵を受けることができます。

  • 恐怖来臨*(Frightful Presence)・・・このオーラを纏い、ターン継続時ボーナスアクションとしてオーラの中の対象を1体選ぶことが出来る。その対象は気セーヴ難易度に対して判断力セーヴを行い、失敗すると1分間恐怖状態になる。この対象は毎ターン終了時にセーヴを行うことができ、成功すると効果は消える。
  • 抵抗*(Resistance)・・・このオーラを稼働させた時にダメージ種別を酸・冷気・火・電撃・毒から選ぶことが出来る。オーラの中にいる自身と仲間はそのダメージ種別に抵抗を得ることが出来る。

一度このオーラを作ると、再び作るには気ポイントを3ポイント消費するか大休憩が終了するまで作ることはできません。

このオーラは積極的な攻撃に使うものではなく、範囲防御としての側面が強いです。

「昇竜相*(Ascendant Aspect)」で竜の力が最大化する

17レベルになると「昇竜相(Ascendant Aspect)」で竜の精神は頂点に達し、以下の恩恵を得ます。

  • 息吹激成*(Augment Breath)・・・「竜息吹」を使う時、形や威力を強くするために気ポイントを1ポイント消費することができる。竜のエネルギーの呼気は60フィートの円錐型か幅5フィートで90フィートの直線のどちらかを選ぶことができ、範囲内のもの全てセーヴに失敗すると4倍の武術ダイスのダメージを受け、成功しても半分のダメージを受ける。
  • 盲視*(Blindsight)・・・10フィート以内の盲視能力を得る。盲目状態であったり暗闇でも射程内であれば完全隠蔽でない限り事実上と見ることができる。さらに範囲内の透明な生物が完全に隠れていない限りを見ることができる。
  • 憤怒爆*(Explosive Fury)・・・「竜相」を稼働した時、竜の怒りが爆発する。オーラの中のいる者から数人選び、選ばれたものは気セーブ難易度に対する敏捷力セーヴに失敗するとその対象に酸・冷気・火・電撃・毒の中で選んだ種別のダメージ3d10を与えることが出来る。

この特徴により「竜息吹」と「竜相」の性能が格段に上がり、攻撃面が強化されます。また「盲視」により近接距離の敵は完全隠蔽以外は全て見ることができます。

まとめ

いかがでしたか?昇竜門では伝統的な修練やドラゴンの協力を得て竜の力を放出することが出来るようになったモンクです。翼が生えたりブレスを吐いたりとできるようになることで、機動力と破壊力を兼ね揃えたモンクをロールプレイすることができます。竜の力に目覚めた武闘家をやるのであれば、是非とも昇竜門を楽しんでみましょう!

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