D&D Direct 2023まとめ|映画やVTT、コラボレーションなど

D&D Direct 2023の内容

3月29日1:00にダンジョンズ&ドラゴンズ公式は「D&D Direct 2023」の配信を行い、今後展開されるD&Dの予定を発表しました。昨年はスペルジャマーなどマルチバースとヨーロッパ市場の展開でしたが、今年は映画、コラボレーションと2024年の50周年に向けての展開が発表されています。

D&Dとマインクラフトのコラボレーション

まずD&Dはマインクラフトとコラボレーションを行います。DLCとして配信され、マインクラフトでフォーゴトンレルムを探訪する事ができます。詳細はマインクラフトの公式ページ minecraft.netで発表されます。

D&D Beyondではコラボ企画としてD&Dで使えるBlaze、Creeper、Ender Dragon、Enderman、Wolf of the Overworldのデータブロックが公開されています。

映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」の予告

今週の31日に封切られるパラマウント供給の映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」の紹介がありました。

友達にD&Dを薦める方法

友達をD&Dに誘う方法がアニメーションと歌で説明されています。

D&D玩具の紹介

玩具は「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」のものやD&Dシリーズのものが発売されます。詳細はHASBROのYOUTUBE「Hasbro Pluse」にて発表されます。

  • GOLDENARCHIVE・・・「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」の限定塗装番6インチフィギュア
  • 40 DUNGEONS&DRAGONS・・・1980年代アニメの40周年記念
  • DICELING・・・お馴染みのモンスターに変形する20面ダイス
  • GOLDEN ARCHIVE MONSTERS・・・Golden Archive版ザナサー、アウルベア、「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」のディスプレイサー・ビーストの3つ

なお、GOLDEN ARCHIVE MONSTERSのプレオーダーは3月30日午前2時に開始され、ザナサーとディスプレイサー・ビーストはHasbro Pluseの限定商品で、アウルベアはGameStop限定販売ですが、数量限定でHasbro Pluseで購入できます。

マジック・ザ・ギャザリングに「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」が登場

MTG
マジックザギャザリングの「SECRET LAIR」と「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」のコラボとして、映画の登場人物が「SECRET LAIR」で販売されます。もともと「SECRET LAIR」はウィザーズの直売で展開されているブランドであるため secretlair.wizards.com でのみ購入可能です。

R.A.サルバトーレの「the Way of the Drow」とNeverwinterのコラボ

R.A.サルバトーレの小説でD&D史上もっとも有名なキャラクターであるドリズットのトリロジー「the Way of the Drow」の三冊目である「Loth’s warrior」が8月に発売されることを記念して、D&Dのオンラインゲームである「Neverwinter」とコラボします。

小説にも登場するドリズットの故郷メンゾベランザンをNeverwinterで遊ぶ事ができます。

公式VTTの紹介

現在開発中の3DのVTTが紹介されています。このVTTもD&D Beyondと連携するのでBeyond上に作成したキャラクターを使用する事ができます。

まだ開発段階ですが年内には利用可能にしたいとのことで開発が進められています。

WIZKIDS商品の紹介

ボードゲームやミニチュアを販売するWIZKID’sから等身大ミミックと赤ちゃんのアウルベアが逃走したようです。これらの商品はdndmini.comで購入が可能です。

ダンジョンズ&ドラゴンズ50周年ドキュメンタリー

2024年に50周年を迎えるD&Dですが、その歴史を振り返るドキュメンタリーを制作しており、D&Dによって人生が変わったとされる監督監督、脚本家、小説家、ショーランナー、ロックスター、政治家、番組司会者、コメディアン、プロレスラー、映画スタジオの役員、ヴィジュアルアーティストといった面々と対談をしています。なお、このドキュメンタリーの公開は2024年に行われる予定です。

今後の展開

今後の展開として幾つかのアドベンチャーなどの発表もありました。

  • 「Key from the Golden Vault」は13編のアドヴェンチャー映画の登場する監獄レヴェルズ・エンドが舞台になっています。
  • 「Bigby Presents: Glory of the Giant」では驚くべき伝説と巨人の文明を目撃します。ビグビーが巨人たちの起源よ互いに力を合わせて戦う巨神的な戦いについて知る事ができます。
  • 「Phandelver and Below:The Shatterd Obelisks」ではファンダリンの謎のオベリスクが地底深くに潜む危険な怪物を解き放とうとしています。
  • 「Planescape:Adventures in the Multiverse」ではシギルへと旅立ち、さまざまな次元界へと足を運ぶことになります。
  • 「Deck of Many things」では物語に登場するさまざまなアイテムの背景に迫ります。

またヴィラン関係が充実するようで、ヴェクナやレッド・ウィザードなどの展開、アニメのD&Dでヴィランだったヴェンジャーが再登場し、また「ウィッチライトの彼方へ」で触れられたヴィランの同盟についても話が広がるようです。

まとめ

いかがでしたか?映画を中心にさまざまコラボレーションと、現在進行中のものの発表がありました。特に3DのVTTは衝撃的なものです。ただ、他言語展開への言及はなく、日本語版としてどのようなものが出るのかロードマップが欲しいところです。しかし、来年2024年にD&Dが50周年を迎えることでOneD&Dを含む新たな展開も期待できそうです。

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