野火の円環(Circle of Wildfire)とは|炎による破壊と創造を知るD&D5版ドルイドの円環

TRPGダンジョンズ&ドラゴンズの世界には多くのドルイド社会があり、破壊と創造のつながりを知っている野火の円環が存在します。このドルイドは円環で得た知識や技術をどのように行使できるのか、わかりやすいようドルイドの円環である野火の円環について解説します。

野火の円環とは

ドルイド
「ターシャの万能釜」(未訳)で追加された野火の円環(Circle of Wildfire)とは森林火災などから破壊が創造の予兆であることを理解しているドルイドのサブクラスです。この円環のドルイドは破壊力と創造力の両方を宿す原始的な精霊と結びつき、ドルイドによって制御された炎を作り出して敵は燃やし、仲間には命を与えることを可能にします。召喚する野火の精霊の力をフル活用することで攻撃と回復をバランス良く行うことができます。

野火の円環の特徴

野火の円環は破壊と再生の炎との結びつきを強く受けた特徴を持ちます。その力は野火の精霊によってもたらされ、ドルイドは精霊を召喚することでその特徴を使うことができます。

野火の円環の特徴 レベル 効果
円環の呪文 2 2、3、5、7、9レベルで選んだ円環の呪文を修得する。
野火の精霊召喚*(Summon Wildfire Spirit) 2 「自然の化身」を使って野火の精霊を召喚する。
強化された絆*(Enhanced Bond) 6 野火の精霊を召喚している間は火ダメージを与える呪文と回復呪文が強化される。
灼熱の炎*(Cauterizing Flames) 10 30フィート以内で死んだ空間から炎が噴き出し、リアクションを使いその炎で回復させたり火ダメージを与えることが出来る。
燃え盛る復活*(Blazing Revival) 14 hpが0に減少した時に精霊のhpを0にして、自身のhpを半分回復させる。

*は未訳のため正確な日本語の名称ではありません。

ここがスゴイ!野火の円環

野火の円環はドルイドの特徴である「自然の化身」を使い野火の精霊を召喚し、その力をフルに使うことができます。精霊が召喚されている間は火ダメージの呪文や回復呪文は強化され、その力で自身のhpが0になっても復活することができます。また精霊に命令することで炎の種を飛ばす遠隔攻撃を行わせることもできます。

「円環の呪文(Circle Spells)」を修得できる

レベル2・3・5・7・9になれば野火の円環は「円環の呪文」を修得くすることができます。この特徴で結びついている円環の呪文を、準備の数にカウントしない形で準備済みのドルイド呪文として修得していきます。各レベルで2つの呪文があります。野火の精霊の力を生かすべく、炎の関係する呪文を多く覚えます。

レベル 野火の円環の呪文
2 バーニング・ハンズ、キュア・ウーンズ
3 フレイミング・スフィア、スコーチング・レイ
5 プラント・グロウス、リヴィヴィファイ
7 オーラ・オヴ・ライフ、ファイアー・シールド
9 フレイム・ストライク、マス・キュア・ウーンズ

「野火の精霊召喚*(Summon Wildfire Spirit)」で自然の化身の代わりに召喚する

レベル2の野火の円環はその魂と結びついた原始の精霊を召喚することができます。アクションとして獣の形を取らない代わりに、野火の精霊を召喚するために「自然の化身」を1回使うことができ、精霊は30フィート以内の見ることができて何もない空間を選んで出現させることができます。なお精霊が出現した時に精霊の10フィート以内で自分以外のすべての者は敏捷力セーヴに失敗すると2d6の火ダメージを受けます

精霊は自分と仲間に友好的であり、命令に従います。野火の精霊のデータブロックにいくつかの能力値には習熟ボーナスが加算されます。精霊の外見を決めることができ、いくつかの精霊は炎に包まれた節くれだった木の枝で作られた人型や炎に包まれた獣のように見えるものもあります。

戦闘ではイニシアチヴ値を共有し、自分のターン直後に行動します。自分のターンにおいてボーナスアクションで他のアクションを命令しなければ回避アクションを取ります。そのアクションはデータブロックのものやいくつか他のアクションがあります。もし無力状態になった場合、精霊は回避以外のあらゆるアクションを取ることができます。精霊は死ぬか再びこの特徴で召喚するか、hpが0になるか、1時間経つまで存在します。

この特徴により「自然の化身」を召喚手段として使うことができますが、召喚せずに自身が獣の形態を取ることもできます。なお野火の精霊は飛行移動速度を持ち、空中を漂うことができます。

「強化された絆*(Enhanced Bond)」で火炎呪文と回復呪文を強化

レベル6になると「強化された絆」により、野火の精霊との絆は破壊と回復の呪文を強化します。野火の精霊を召喚している間に火ダメージを与えたりhpを回復する呪文を発動する時はいつでも、呪文による火ダメージや回復のロールの一つにd8をロールした値と同じ値をボーナスで加算することができます。加えて、対象が自分以外に呪文を発動するとき、その呪文は自身か精霊を起点にすることができます。

「キュア・ウーンズ」や「オーラ・オヴ・ライフ」などの回復量は増加し、初級呪文「プロデュース・フレイム」や「バーニング・ハンズ」、「スコーチング・レイ」、「ヒート・メタル」、「フレイミング・スフィアー」、「フレイム・ストライク」など火ダメージを与える呪文では追加ダメージを与えます。なお複数が対象となる場合は誰か一体のみ適用されます。

「灼熱の炎*(Cauterizing Flames)」で侵入者に回復またはダメージを与える

レベル10になると野火の円環のドルイドは「灼熱の炎」を得ます。この特徴により死を回復したり燃やしたりする魔法的な炎に変える能力を得ます。自分または野火の精霊の30フィート以内で小〜大サイズの生物が死んだ時、1分間無害で霊的な炎が生物が死んだ空間から湧き出て揺らめきます。見ることが出来る生物がその空間に入る時、リアクションで霊的炎を消し、その対象を回復させるか火ダメージを与えることができます。その回復量またはダメージは2d10+判断力修正値の合計に等しいものです。このリアクションは習熟ボーナスと等しい回数使うことができ、大休憩が終了した時に使用した回数を回復することができます。

火ダメージを与えることを考えると、敵が炎の空間に入る必要があります。そう考えるとこの無害な炎は燃え盛るものではなく、ゆらゆらして一見ダメージは無いように見えるでしょう。

「燃え盛る復活*(Blazing Revival)」で死から復活する

レベル14になると野火の円環のドルイドは「燃え盛る復活」により、野火の精霊との絆が死から救い出すことができます。120フィート以内の精霊がいるのであれば、hpが0に減少し意識を失った時、精霊のhpを0に落とすことができます。その時hpを半分回復させ、すぐに立ち上がることができます。一度この特徴を使うと大休憩が終了するまで再び使うことはできません。

この特徴により野火の精霊は消滅しますが、「自然の化身」の回数が残っていれば再度召喚はできます。ビジュアル的には体から炎が噴き出しているかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?野火の円環は炎による破壊と創造を知るドルイドであり、獣の形態への変化と引き換えに野火の精霊を呼び出すことができます。呼び出した精霊で攻撃させる以外に、火ダメージを与える呪文や回復呪文を強化することができます。また一度は死んでも炎の力により復活することができます。攻撃も回復もバランス良く立ち回りたい時は是非とも野火の円環を楽しんでみましょう!

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