重力術系統(School of Graviturgy)とは|引力で動きを制限するウィザードの学派

ダンジョンズ&ドラゴンズではウィザードのサブクラスもいろいろありますが、引力や重力を操る学派があります。物質間に存在する見えない力を研究し操る学派ですが、わかりやすいようにこの学派の重力術系統について解説します。

重力術系統(School of Graviturgy)とは

ウィザード
重力術系統*(School of Graviturgy)とは『Explorer’s Guide to Wildemount』(未訳)により追加されたサブクラスで重力に関する魔法を研究する学派です。この学派のウィザードは万物を引っ張り合う力を操ろうとし、重力の秘技はその暴力的な力で敵に不利益を与えることができます。超能力の念力のようなに力を加えるものではなく、物体間に存在する引き合う力を思う形で操ることができます。

重力術系統のメリット

重力術系統は特別に呪文を研究しているわけでもないので得意な系統はありませんが、呪文の効果とは別に相手を動かすことが可能です。また移動速度に作用する特徴もあるので、相手を近づけたくない時など役に立ちます。

重力術系統の特徴 レベル 効果
密度調整*(Adjust Density) 2 アクションで対象の重さを半分または倍にする。
重力井戸*(Gravity well) 6 呪文発動時に5フィート対象を動かす。
激しい引力*(Violent Attraction) 10 物体を引きつける力を使い武器攻撃や落下ダメージに追加ダメージを与える。
事象の地平線*(Event Horizon) 14 重力場を作り、範囲内の敵は毎ターンダメージを受け、移動制限を受ける。

*は未訳のため正式なものではありません。

ここがスゴイ!重力術系統

重力場
重力術系統は有無を言わさず相手の移動速度に影響を与えることができます。また重力場では逃れられない敵は継続してダメージを受けるため一歩も動けずに死んでしまうということもあり得ます。また「激しい引力*(Violent Attraction)」で誰かの武器攻撃に引力を働かせて追加ダメージを発生させたり、落下を加速させてダメージを増やしたりもできます。

「密度調整*(Adjust Density)」で重さを変える

2レベルに達した重力術士は1つのアクションで30フィート以内の見ることができる1つの物体や生物の重さを魔法的に変更することができます。対象は大型から小型までになります。対象の重さは1分間か精神集中が切れるまで半分または倍にすることができます。この効果を受けた生物は以下の影響を受けます。なお10レベルになると巨大まで対象にすることができます。

  • 重さが半分・・・対象の生物の移動速度は10フィート増加し、跳躍は通常の2倍になります。ただし、筋力の能力値判定や筋力セーヴに不利がつきます。
  • 重さが倍増・・・対象の生物の移動速度は10フィート減少し、筋力の能力値判定や筋力セーヴに有利がつきます。

この特徴は相手にセーヴされることなくその重さを勝手に変更することができます。自分や味方にメリットを考えて使うほかに、デメリットを与えるために敵に使うことも可能です。

「重力井戸*(Gravity well)」で呪文の対象を動かす

レベルが6になると「重力井戸*(Gravity well)」で物質間の引力に影響を与えることができます。この特徴により1体の目標に呪文を発動する時はいつでも、対象が望んだり、呪文が命中したり、セーヴに失敗したときは、5フィート以内の何もない場所へ対象を動かすことができます。

対象を5フィート動かすだけとあまり大きなメリットは無さそうですが、何もない任意の方向に動かすことができるので橋や崖、段差があるところであれば、呪文をかけた上で相手を落下する位置へ動かしたりもできます。この効果は初級呪文でも発生させることもできます。上方に移動させても5フィートしか上昇しないため、落下ダメージを狙うことはできません。

「激しい引力*(Violent Attraction)」で引力を使い追加ダメージを与える

レベル10以上になると「激しい引力*(Violent Attraction)」で仲間の武器攻撃をアシストすることができます。60フィート以内で見ることができる他の誰かが武器攻撃を命中させた時、リアクションを使ってその攻撃は激しさを増すことで武器のダメージ種別で1d10の追加ダメージを与えることができます。または、60フィート以内の見える生物が落下ダメージを受ける場合、リアクションを使って落下ダメージを2d10増やすことができます。この特徴は知性修正値と等しい回数使うことができ、使った回数は大休憩が終了すると回復します。

近距離、遠隔かかわらず武器攻撃であればリアクションを使うことができます。

「事象の地平線*(Event Horizon)」で重力場を作る

レベル14になれば「事象の地平線*(Event Horizon)」により、アクションとして最大1分間または精神集中が切れるまで他の生物を引きつける強力な重力場を放出することができます。この効果の間は30フィート以内の敵対的な者のターン開始時はいつでも、呪文セーヴ難易度で筋力セーヴをさせることができます。セーヴに失敗したものは2d10の力場ダメージを受け、次のターン開始まで移動速度が0になります。セーヴに成功すればダメージは半分になり、すべての移動で2追加のコストがかかります。一度この特徴を使うと、3レベル以上の呪文スロットを一つ消費するか大休憩が終了するまで使うことができません。

重力場はダメージを与えるほか、移動制限を行うことができます。ただし、重力場は自分中心で30フィートの範囲と敵対する相手に限定されるため、遠距離攻撃の敵には効果を発揮しません。近接攻撃を仕掛けるものが近寄った時に動きを止める、範囲内にいる限り毎ターンダメージを与えるため、攻撃よりは防御用の特徴と言えます。

まとめ

いかがでしたか?重力術系統は呪文を物体や私物の間に働く引力や重力を操る学派です。呪文を強化し派手なダメージを与えるような特徴はありませんが、相手の移動速度に影響を与えることができるので、移動を制限させながらパーティーと連携を取れば相手の動きをコントロールすることも可能です。是非とも重力術系統で相手に重石をつけて高いところから落としてやりましょう!
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洋書ですが新しいクラスであるアーティフィサーを含め、サブクラスが30追加されました。新しい特徴や呪文の追加もあります。またDM向けの情報もあり、英語に抵抗がなければオススメです。

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