クトゥルフ神話技能とは|習得・成長方法と使い方の解説

クトゥルフ神話技能はキャラクターシートにはあるものの、なかなか習得・成長することがない技能の代表です。この技能をどのようなときに使うことができるのか、どのように習得して成長させていいけばいいのか、初心者の探索者に向けてクトゥルフ神話技能を解説します。

クトゥルフ神話技能とは

クトゥルフ神話技能は非人間的な知識であるクトゥルフ神話への理解を表しています。この技能は学術的な知識を覚えて積み重ねていくようなものではなく、理解できない存在に触れることによって得られる経験と言えます。この知識は人間が知ってはいけない知識とされており、理解することですこしずつ精神を蝕んでいく恐ろしいものです。人智の及ばないものには脳の理解が追いつかず、それはストレスとなって心に大きな負担をかけます。つまりクトゥルフ神話に近づくことは正気度を失い狂気へと近づくことを意味します。

クトゥルフ神話技能の使い方

クトゥルフ神話技能ではクトゥルフ神話に関連する出来事に対して思い出すことができるか、気づけるかを判断するときに使用できます。この技能ロールに成功することで、クトゥルフ神話について何か事実を思い出したり、クトゥルフ神話生物の痕跡を見つけた時であれば技能ロールの成功で、その痕跡を残した神話生物が何かわかり、その能力や特徴について推測することができます。また呪文と同じような効果を発現させる方法を知っていたりと使い方は多岐に渡ります。

  • クトゥルフ神話の何かしらの事実を思い出す
  • 神話生物の痕跡から存在を識別できる
  • 神話生物の特徴や能力を推測できる
  • 呪文がどんな効果があるかわかる
  • 呪文やクトゥルフ神話の情報がどの書籍に載っているか思い出せる
  • 呪文に似た超常現象を発揮する

クトゥルフ神話技能の習得と成長

クトゥルフ神話技能は6版・7版関係なく初期値は0%であり、キーパーが認めない限りはキャラクター作成時に職業技能ポイントや個人的な興味関心のポイントを割り振ることはできません。これは日常生活においてクトゥルフ神話に関わることがないためであり、もしこの技能にポイントを分けることができるのであれば、その探索者幼少の頃にクトゥルフ神話に触れる経験をしたために識者として人生を捧げて研究している人でしょう。(おそらく正気を保っていないでしょう)そのためこの技能の習得や上昇にはシナリオの中でなにかの形で機会が必要であります。

通常の技能であればシナリオ中にロールして成功すると成長フェーズで上昇させる機会もありますが、クトゥルフ神話技能は成長フェーズで上昇することはありません。この技能を習得・成長させるには魔道書を読んで研究したり、クトゥルフ神話と遭遇したり、狂気のひらめきの中で真理に辿り着いたりと特別なことを経験する必要があります。またクトゥルフ神話技能のポイントが上昇し成長するときは必ず正気度の損失が伴います。この損失にはSANチェック関係なしに必ず発生します。もし潜在狂気中であればクトゥルフ神話の理解は発狂する引き金を引くことになります。

魔道書を読んで研究する

クトゥルフ神話には神話に関連する多くの魔道書が存在し、魔道書を読み理解することで得られる知識は呪文だけではありません。魔道書はクトゥルフ神話技能の知識も一定量与えてくれます。一つの魔道書は7版では最初の読書で得られるクトゥルフ神話技能ポイントであるCMIと、魔道書の完全なる研究で得られるクトゥルフ神話技能ポイントであるCMFがあり、2回技能上昇の機会があります。6版では1回しか上げることはできませんが、総量は6版7版同じです。なお魔道書によるクトゥルフ神話への理解が進むことで正気度を必ず失います。魔道書と似たようなものにオカルト関連書物がありますが、これらではクトゥルフ神話技能を得ることはできません。

神話レーティングによる上限

魔道書には神話レーティングというものがあり、魔道書の研究で技能のポイントが上昇する場合でもクトゥルフ神話技能はそのレーティングより高くなることはありません。レーティングの高さは内容の深さというべきものであり、ある程度のクトゥルフ神話に近いがある人はレーティングが低い(深みがない)魔道書を読んでも新しく得るクトゥルフ神話の知識はありません。

クトゥルフ神話との遭遇する

クトゥルフ神話という常人には理解できないものや現象を目の当たりにしたときにクトゥルフ神話技能ポイントが上昇することがあります。未知の生物である神話生物をとの遭遇もその現象の一つであり、また理解できない神秘的な現象や恐ろしい現象など様々です。ただ、これらに共通していることは遭遇すると正気度を失うということです。

狂気のひらめきで宇宙の真理を理解する

探索者がうっかり一時的狂気や不定の狂気、永久的狂気に陥ったときにもしかするとクトゥルフ神話への理解が進むかもしれません。これは狂気の中に宇宙の真理を見出すものであり、その真理は常人には決して理解はできない内容でしょう。この狂気のひらめきはキーパーの判断で導入されるため、狂気に陥ったからといってクトゥルフ神話技能が必ず伸びるというものではありません。

クトゥルフ神話不感症

クトゥルフ神話技能が上昇し探索者の正気度を超えると、探索者の概念の転換が起こり「クトゥルフ神話不感症」になります。これは「人格と宇宙における自分の位置に対する認識の永久なる変化」とされており、その表現は自由にロールプレイすることができます。ある意味悟りに近いこの境地に達した探索者は以降正気度ポイントの損失が1/2になります

まとめ

いかがでしたか?クトゥルフ神話技能は初期値が0なので少しばかり上昇しても技能ロールの成功率は低いですが、クトゥルフ神話に関する知識だけではなく、その知識を活用したことにも応用することができます。また、とてもレアな技能であるためプレイヤーとしても獲得したい技能です。長期のキャンペーンやいくつものシナリオを渡り歩いた探索者であれば少しは上がっているかもしれませんので、使える場面であれば積極的にロールしていきましょう。

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