クトゥルフ神話TRPGにも使える第3.5世代主力戦車

クトゥルフ神話TRPGにも使える第3.5世代主力戦車

クトゥルフ神話にでてくる神話生物や神格は探索者手に持つ武器では有効なダメージを与えることが難しい場合があります。それでもどうにか神話生物を倒したいとなる場合、銃火器の他に戦闘車両を手に入れることが考えられます。戦車は長距離から強力な砲撃が可能なのでもしかすると神話生物を撃退できるかもしれません。現在の代表的な戦車としてアメリカのM1A2 SEPV2、日本の10式戦車、ドイツのレオパルト2A7Vは以下のデータとして使うことができます。チェイスにおいては6版と7版では使用するデータが異なります。なお、戦車を操縦するにあたり「重機械操作」の技能判定が必要です。

M1A2 SEPV2（アメリカ）

出典:Sgt. 1st Class Shane Hamann

M1エイブラムスは、アメリカ合衆国の軍用車両メーカーである現ジェネラル・ダイナミクス社で開発された主力戦車です。エイブラムスとは開発を推進した人物の名前で、バルジの戦いの英雄でもあるクレイトン・エイブラムス大将に由来しています。その優れた装甲、機動力から「戦車の王様」と呼ばれている米軍の主力戦車であるM1A2 SEPV2は第3.5世代主力戦車に分類されています。なお、この戦車はメーカーによる生産は既に終了しており、アメリカ軍は破損した車両をリサイクルして部隊に復帰させています。

主砲は44口径120mm滑腔砲、副武装として12.7mm重機関銃や7.62mm機関銃、無線による遠隔操作が可能な銃架であるRWSを搭載しています。

10式戦車（日本）

出典:アームズマガジン

10式戦車の開発は防衛省技術研究本部、試作・生産は三菱重工業が行い、戦闘力の総合化、火力・機動力・防護力の向上、小型・軽量化などを達成した日本の主力戦車です。主砲には日本製鋼所の国産44口径120mm滑腔砲を備え、新型の国産徹甲弾の使用により貫徹力を向上させています。この主砲は自動装填装置を採用し、その分の人員を少なくした乗員は車長・砲手・操縦士の3名で操縦することができます。小型・軽量化と応答性・敏捷性の向上軽量化したことで重量は約44トンに抑えられています。また重装甲ことが可能なように着脱が容易なモジュール型装甲を実装しています。

レオパルト2A7V

出典:Bundeswehr

レオパルト2は、ドイツが40年ほど前に開発したレオパルト2シリーズの最新型で、第3.5世代主力戦車にあたります。「V」とは改善を意味しており、従来型と比べて防御力、機動力、火力などが大幅に向上しています。エンジンとトランスミッションが一体化したパワーパックに換装されことで、装備が増えても機動力は向上しているといいます。なお、この戦車はアメリカと同じように新型生産は行わず、メンテナンスのみで運用されています。

主砲は55口径120mm滑腔砲、副武装として7.62mm機関銃を搭載しています。

まとめ

いかがでしたか？クトゥルフ神話TRPGにも使える第3.5世代主力戦車の日米独の戦車はこのようになっており、主砲だけでみても15D10の範囲ダメージを与えることが可能です。また徹甲弾などに変えることでダメージを変えることもできるでしょう。是非とも戦車を登場させて神話生物と戦わせてみましょう。

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