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ロッカーボーイとは|カリスマの影響力を武器に人を動かすサイバーパンクREDのロール

サイバーパンクをテーマにしたTRPGであるサイバーパンクREDでは、その世界観を楽しむためのロールとしてロッカーボーイがあります。反骨精神の塊で権力へと立ち向かうこのロールは実際はどのようなものか、わかりやすいようにロッカーボーイについて解説します。

ロッカーボーイとは

ロッカーボーイ
サイバーパンクREDでは強烈なカリスマ性を持ち、人々を魅了し熱狂させるロールとしてロッカーボーイがあります。権力に対しての反逆児として立ち回り、歌などのメッセージを通して情報や刺激を与え、臆病な者には勇気を、弱き者には強さを、そして真実が見えない者には真実を与えることができます。ソロやローマンのように武器を手に取り活躍するものでもなく、ネットランナーのようにNETで重要な情報や設備にアクセスしたりもできませんが、自身の持つ影響力を武器にサイバーパンクの世界で存在を示します。成長してロール特技のランクが上がることで他のロールと比べてほどの圧倒的な知名度を獲得することができます。

ロッカーボーイの由来

ロッカーボーイの由来はロックミュージシャンであるように思われがちですが、ジェームズ・マンソンの愛称である”ロッカーボーイ・マンソン”から来ています。社会活動家でありポピュリストでもあるマンソンは、1990年代初頭に活動し、後に彼のセカンドアルバムである『Bum’s Rush(叩き出せ)』でロッカーボーイ・ムーブメントとなるものに刺激を与えました。このアルバムには明らかに政治的なメッセージが含まれており、マンソンが権威に逆らい、変化と反逆を中心とした曲をリリースし続けたため、多くの人にインスピレーションを与えました。1997年8月3日、英国のアムネスティ国際コンサートの最中にステージ上で英国警察によって撲殺されました。撲殺される前に何時間にも渡り暴動を扇動された聴衆は、500人以上が亡くなる暴動を引き起こしています。以降、このように多くの人に影響を与えるロールをロッカーボーイというようになりました。

ロッカーボーイの働き方

ロッカーボーイは基本的に企業や政府のケツを蹴り上げるようなメッセージを発信するため、自分1人またはグループの方向性は自分たちで決めているでしょう。ロッカーボーイの発信するメッセージは自分のファン(支援者)が行動を起こす原動力となります。人を動かすためにロッカーボーイになることはないと思いますが、自分が突き進んだ道の先にカリスマ性を十分に発揮できる舞台が大きければ大きいほど与える影響力は大きくなるでしょう。Disることに長けたラッパーもロッカーボーイになるので、政府やメガコーポと対立したキャラクターは演じやすいでしょう。

ロッカーボーイの種類説明
ミュージシャン歌唱や楽器演奏でファンを獲得し、魅了していく。発言や楽曲にメッセージを込めがち。
スラム街の詩人散文などの短い言葉により人を魅了していく。詩にメッセージを込めがち。
ストリート・アーティストストリートを自分のキャンバスとして作品を作り出しファンを獲得して魅了していく。発言や作品にメッセージを込めがち。
パフォーマンス・アーティスト踊りや演技と映像音楽によるミクスド。現代アートでファンを獲得し魅了していく。発言やパフォーマンスにメッセージを込めがち。
コメディアンコメディを通して世の中を風刺することでファンを獲得、魅了する。発言にメッセージを込めがち。
演説家理路整然と、情熱を持って語る言葉で人を惹きつけ魅了する。発言にメッセージを込める。
政治屋情熱と(自身の信じる)正義を持って語る言葉で人を惹きつけ魅了する。発言にメッセージを込める。
ラッパー権力者に対して即興のラップによるdisりでファンを獲得し魅了する。リリックに必ずメッセージを込める。
DJトラックを繋ぎパフォーマンスで場を持ち上げファンを獲得、魅了する。発言にメッセージを込めがち。
アイドル歌や踊りと偶像性をもってファンを獲得し魅了する。発言にメッセージを込めがち。

基本的にはミュージシャンをイメージしやすいですが、カルト集団の指導者など大勢の人を率いる人物もロッカーボーイに分類されるでしょう。発信するメッセージが過激であればあるほど敵対関係がある者に命を狙われやすくなります。

腕っぷしはあり

過激な発言やパフォーマンスは敵を作りやすく、時として暴漢に襲われるようなこともあります。多くのロッカーボーイは暴力の場面には慣れているので、自身を守るために戦うことはできるようです。逆に自身を守る強さがないようであれば、ロッカーボーイのメッセージは弱々しく伝わるでしょう。技能的にも局所的な闘い方であれば十分活躍できますが、銃火器で闘うようなシーンでは火力不足と感じるかもしれません。

説得も上手い

演説家や政治家は相手を言いくるめる説得が得意でしょう。またラッパーもdisることで心理的な影響を与えることができると考えると説得は得意かもしれません。影響力が武器であるように、相手を自分の望むようにして状況を打破するのもロッカーボーイの醍醐味とも言えます。

人を動かす「カリズマティック・インパクト」

カリズマティック・インパクト(カリスマ的影響力)とはロッカーボーイが持つ特技で、そのカリスマ性は多くの人に影響を与えることができます。ただし、かけだしとスーパースターの影響力が違うように、ファンが少ないと大きな影響を及ぼすことはできないでしょう。影響力を測る指標としてはどのくらいの適性規模の会場をブッキンングできるか、または集客できるか、を使う必要があります。

  1. 地元の小さなクラブ・・・駆け出しの頃はほぼ集客できません。まだ知る人ぞ知るマニア人気程度でしょう。
  2. 有名なクラブ・・・名前が少し売れてくるとある程度人数が入るパーティ会場規模で集客ができます。地元のフィクサーには認知されているでしょう。
  3. 大規模で重要なクラブ・・・地元の都市では認知を獲得できており、大規模なクラブでの集客ができます。近隣都市のフィクサーにも認知されているでしょう。
  4. 小規模なコンサートホール・・・一般的に認知され、千人規模での集客ができるでしょう。中には熱狂的なファンの数も増え、ファンのコミュニティーが広がります。ローカルTV番組にも普通に出演します。
  5. 大規模なコンサート・ホール・・・幅広く知れ渡っており、一万人規模での集客が期待できるでしょう。全国ネットのTV番組にも呼ばれることも増えてきます。熱狂的なファンの一部が暴徒化することもあります。
  6. 巨大スタジアム・・・世界的なスーパースターであるため、数万人規模の動員ができます。ファンの一部はロッカーボーイのためにならなんでもするような狂信的な集団になっています。

カリズマティック・インパクトは誰に対してどのような頼みをするかが鍵となっており、動かそうとする対象の数が少ないほどより強い影響力を与えることができます。圧倒的カリスマを持つロッカーボーイの周りにいる狂信的なファンはどんなことでもするでしょう。

有名人がお店でいろいろサービスを受けるような小さい事から、犯罪行為の代行など悪質なものも影響力を使うことで実現させることができます。

有名なロッカーボーイ

ロッカーボーイは圧倒的カリスマを持ち、その影響力を武器に巨大な権力と戦います。サイバーパンクでは以下のようなロッカーボーイがいます。

  • ジェームズ・マンソン・・・1997年没。ロッカーボーイ・マンソン。ミュージシャンであり社会活動家。
  • ジョニー・シルヴァーハンド・・・1988-2023年没(物理的)。元兵士でバンド「サムライ」のリードシンガー。戦争で左腕を失い、政府や巨大企業と戦った。
  • ケリー・ユーロダイン・・・バンド「サムライ」のメンバーでベースを担当。フィリピン系。

また既知のミュージシャンでも政治的な場面で顔を出すU2、平和を謳ったジョン・レノン、マイケル・ジャクソンやリンキンパークなどメッセージを歌で発信したスターもロッカーボーイと言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?ロッカーボーイは演奏や歌などを用いた影響力を奮い、腐敗した政府やメガコーポと闘うロールです。ハードロックにとらわれる必要がなく、政治家や演説家としても問題ありません。そのため戦闘というよりはロールプレイの部分で特に活躍できるので、カリズマティック・インパクトを奮ってピンポイントで人を動かして目的を達成しましょう!

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