DriveThruRPG、Roll20の日本市場への本格参入が決定!
DriveThruRPG、Roll20が日本市場への本格参入が決定!
海外で人気のTRPG関連のオンライン・マーケットプレイスであるDriveThruRPGや、ダンジョンズ&ドラゴンズやパスファインダーといったTRPGを支援するVTTを提供しているRoll20が、「Kutulu日本語版」を販売展開しているFrogGames(本社:東京都渋谷区 代表社員:渡辺健)とパートナーシップを提携することが発表されました。
プレスリリースを掲出いたしました!
フロッグゲームズは国内のクリエイターが海外で活躍するお手伝いをしたいと考えています!
面白い取り組みだと思われた方は、是非ご協力ください!よろしくお願いします!https://t.co/KHt63xNDzb— FrogGames公式 (@Froggames_jp) January 22, 2023
フロッグゲームズによると、この提携によりRoll20は日本のTRPGユーザーが購入しやすいように日本でのユーザーサポートを強化し、日本の出版社がグローバルユーザーに販売するためのプラットフォームを提供することになります。
DriveThruRPGとRoll20とは
DriveThruRPGはTRPG最大のマーケットであり、世界中のシステムやRPGの関連資料が販売されています。日本語製品の扱いはあるものの日本語未対応のサイトであるため、これまでは日本国内からは海外に興味がある人しか利用していないマーケットでしたが、日本市場に積極的に参入するという事なので日本国内のパブリッシャーのPDF販売力の向上が考えられるほか、海外作品の購入もしやすくなると思われます。
DriveThruRPG
Roll20はVTTが日本語サポートされるようなので、ダンジョンズ&ドラゴンズに限らず、パスファインダーやウォーハンマー、サイバーパンクREDなどもVTTで遊ぶことが出来るようです。また、Roll20はORClicenseに賛同している企業であるため、VTTの成長余地がある地盤を強化したいという意味では日本市場は狙い目になっているでしょう。DriveThruRPGで購入したPDFを日本語対応したRoll20で遊ぶ、という展開も活発になるでしょう。
Roll20
まとめ
2023年になりOGL問題でなにかと騒がしいTRPG業界ですが、今回のRoll20の日本市場参入は海外TRPGに触れる気概が増えるだけでなく、国内のTRPG情勢へ刺激を与えるかもしれません。VTTと連携させるために物理本の形を取らずPDFに力を入れるパブリッシャーが出てくるかもしれません。そうなると国産TRPGもより普及しやすくなるので、日本語サービス展開が開始するのが待ち遠しいですね。
画像:Roll20.net