リアル系ファンタジーTRPGハーンマスターのアドベンチャー『雛菊の野』がDLSiteで販売開始
リアル系ファンタジーTRPGハーンマスターのアドベンチャー『雛菊の野』がDLSiteで販売開始
FrogGamesは3月19日に、『ハーンマスター』のアドベンチャー『雛菊の野』がDLSiteから発売しました。リアル系ファンタジーと名高いハーンマスターは、カナダ人のN・ロビン・クロスビー氏(1954~2008)は、1980年代から半生をかけて、11世紀頃のイングランドをモチーフにしたファンタジー世界で、ベーシック・ロールプレイング(BRP)と同様に、d100を使用した判定を行われます。能力値は3d6で決定され、「筋力」、「敏捷性」、「意志力」の他に、「視力」、「声質」、「徳性」といった見慣れない要素も含まれます。キャラクターはD&Dのようなヒットポイントを持たず、戦闘は負傷の度合いにより深刻な状況に陥っていき、そのリアルな負傷がハーンマスターをリアル系ファンタジーと言われています。
【新刊】雛菊の野 『ハーンマスター』アドベンチャー&クイックスタート/FrogGames https://t.co/yFX5o0z4tx
#ハーンマスター— FrogGames公式 (@Froggames_jp) March 19, 2024
世界で一番初めのテーブルトーク・ロールプレイングゲームの舞台は、中世ヨーロッパ風ファンタジーでした。それから半世紀がたち、ビデオゲームを含め色々なRPGが生まれましたが、ファンタジー世界を舞台にしたものは定番になっています。
ファンタジー世界は、神話や民話はもちろん、中世ヨーロッパの史実をもベースにしています。ファンタジー好きが高じて、これらの資料に触れると色々な発見があります。「えっ、封建社会では国民の大半が農奴だったの?」、「戦闘で直接生命を失うより、傷からの感染症で死ぬ方が多かったの?」等々。これらの知識を活かし、より実際の歴史に近く、細部まで作り込まれた重厚な世界で遊ぶことができます。
『雛菊の野』は、ファンタジー世界『ハーン』のために作られたTRPGである『ハーンマスター』第3版の入門用シナリオになります。
●『雛菊の野』の内容
本作には、『ハーンマスター』第3版の簡易ルール、4名の作成済みキャラクター、短時間でプレイできるシナリオ「雛菊の野」および舞台となるファルカスという荘園の設定が含まれます。本作はこれだけでゲームを楽しむことが可能です(ゲームマスター1名、プレイヤー1~4名が必要)。シナリオは行方不明の農奴の子どもを探すという捜索メインのストーリーで、このセットでは『ハーン』という膨大な世界設定の一部を切り取ったものですが、多くのエッセンスが詰まっています。カルドア王国という平和を享受している封建国家の小村。それがどの程度の経済規模で、貴族の代官はどのような暮らしをしているのか。等高線が入った村の地図、荘園の全世帯の内実。冒険者各々の生い立ちや背景の事細かな設定など豊かな情報から立ち上がる、泥臭くもいぶし銀の魅力にあふれた濃厚なファンタジー世界を堪能できます。
[製品情報]
ファイル形式:PDF
ページ数:54
ファイル容量:21.45MB