TRPG「オリエンタル霊異譚 幽冥鬼使」が発売
「オリエンタル霊異譚 幽冥鬼使」が発売
「永い後日談のネクロニカ」などTRPGを製作しているインコグ・ラボから、冥府の「鬼使(きし)」となり、怪異を打ち払うTRPG「オリエンタル霊異譚 幽冥鬼使」が物理本およびKindleにて発売されました。Fate Core Systemをベースに出来ているこのTRPGでは、未練を残して死んでしまった人間で日本や中国にありそうな妖怪などの怪異と戦うことができます。
「オリエンタル霊異譚 幽冥鬼使」いよいよ3/1に店頭販売開始となります。一度死したる者たちが織りなす物語、ご堪能ください!公式HPでプレイに役立つツールも各種ご用意しています!#TRPG #幽冥鬼使https://t.co/irZTbrLgTK pic.twitter.com/O8KnqalOMK
— インコグ・ラボ (@incoglab) February 27, 2023
「オリエンタル霊異譚 幽冥鬼使」とは
台湾の同人発である「幽冥鬼使」の舞台は、至るところに霊力が流れ、一般大衆が目視できない神や精霊、妖怪たちが人間の暮らしに入り交じっている現代に限りなく近い平行世界です。世間を騒がせる陰惨な事件や不可解な事故は、悪しき怪異が裏で糸を引いており、現世に未練を残したまま天寿を迎えずに死んでしまった人間であるPCが、冥府との契約により、臨時の冥府巡察使「鬼使(きし)」となり、怪異を打ち払うというものです。鬼使となったPCは専属特技や神器を使うことができ、さまざまな怪異と戦う能力を持ちます。そして任務をこなしていくことで自分の未練を解消するべく徳を積んでいきます。
判定はd6を4つ使って行いその目で判定しますが単純に合計するのではなく、ダイスの目のペアの有無やペア以外の合計などが行動の成果に影響します。成果には失敗というものはなく、少なくとも代償を伴う成功はできるので物語的にも盛り上がる演出にもなります。また、セッション中に行う善い行いは「善」というポイントを貯めていくことができ、溜まった善は因果を少しだけ改変できる力「陰徳値」に変えたり、ほかのPCに与えたりすることもできます。
このTRPG一度死んだ人間が現世に戻り、霊的能力で妖怪を倒すといったものなので、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」や「幽遊白書」が好きな方であれば間違いなく楽しめるでしょう。また公式サイトではルールサマリーのほかキャラクターシートなどダウンロードも可能です。またサポートも行われているので、定期的に確認するとよいでしょう。ぜひとも「オリエンタル霊異譚 幽冥鬼使」で遊んでみましょう!