ルールブック不要のミニマムなダイスツール「nRR」が公開

ルールブック不要のミニマムなダイスツール「nRR」が公開

TRPGやマダミスの「狂気山脈」の作者であるまだら牛(@m_Usi)氏が、ルールブック不要でさっくりと判定できるツールとして「nRR」を公開しました。nRRでは、TRPGをとりあえず遊びたい、キャラクター作成する暇がない、ルールをまだ把握しきれていない、といったルールブック上の制約を考えずに処理するためのダイスツールです。

nRRでは簡素に判定できる仕組みしかなく、その判定もダイスを振り出目(シンボル)を見る、というものです。シンボルにはファンブル(大失敗)、失敗、成功、クリティカル(大成功)、ミラクル(奇跡)の5つがあります。そして、ダイスの種類は6面体、8面体、10面体、12面体があり、6面体は1/3の確率でしか成功しない不利ダイス、8面体は1/2の確率で成功するノーマルダイス、10面体は7/10の確率で成功する有利ダイス、12面体は2/3で成功かつ奇跡が起きるExダイスとなっています。
nRRダイス
オンラインセッションツールでは、今のところココフォリアのダイスボットで選択することができ、NR6やNR8といった形でコマンドを入力することでダイスロールが可能です。こちらはBCDiceまた、オフラインで使用できるダイスセットはまだら牛氏のBOOTHにて販売されています。

TRPGのルールが煩雑すぎると思った方や初心者向けに何かTRPGをプレゼンした方、小さい子供向けなど使い方がいろいろ考えられるダイスツールです。このnRRはオープンソースとなっており、商用・非商用問わず許諾なしに利用できるでの、ぜひとも活用していきましょう!
nRR公式サイト
画像参照:nRR公式サイト

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