Netflixで「THE ELECTRIC STATE」配信開始!同名のTRPGでも遊ぼう

Netflixで「THE ELECTRIC STATE」配信開始!同名のTRPGでも遊ぼう

『TALES FROM THE LOOP』で知られる、レトロフューチャーなデジタルアートを専門とするスウェーデンのアーティストであるシモン・ストーレンハーグの著書『THE ELECTRIC STATE』が,
3月14日にNetflix映画として配信が開始されました。この作品は『アベンジャーズ:エンドゲーム』などMCU作品の監督を務めたルッソ兄弟が監督を努め、キャストはミシェル役をミリー・ボビー・ブラウン、行動をともにするキーツはクリス・プラットが演じます。

作品は、「現実とは異なるもう一つの1990年代」が舞台で、ロボットによる反乱が人類によって鎮圧された後の世界です。敗北したロボットたちは人類に使役される立場となり、勝利を収めたはずの人類もまた、テクノロジーに飲み込まれた生活を送り、互いのつながりは次第に希薄になっていきました。ミシェルは自身の弟クリストファーを死に別れたと思っていたものの、ある日、弟に似た雰囲気を持つ黄色いロボット・コスモが彼女の元を訪れます。天才的な頭脳を持つクリストファーがこのコスモを操作していることを知ったミシェルは、閉塞感に満ちた町を飛び出し、弟と再会するための旅に出発します。彼女が出会うのは、どこか怪しげで世話焼きな密輸業者のキーツと、口達者なロボットのハーマン。彼らは仕方なく行動を共にすることとなりますが、その道中、彼らの行動を妨げようとする邪悪な組織が立ちはだかります。この組織は、弟クリストファーの失踪にも深く関与していることが明らかになっていきます。

TRPG「The Electric State Roleplaying Game」とは

この作品のTRPG『The Electric State Roleplaying Game』はFree league Publishingから2024年の10月に販売が開始しています。同社からはストーレンハーグ作品である『Tales From The LOOP RPG』も発売されており、ストーレンハーグの描く世界観を忠実に再現できています。Year Zero Engine(YZE)をベースにしており、シンプルで遊びやすいものとなっています。原作同様1997年の別世界のアメリカが舞台で、巨大な戦闘ドローンの残骸が田舎に散らばり、衰退しつつあるハイテク消費社会から捨てられたゴミと一緒に積み重なっています。

Netflix映像を見て、ストーレンハーグの世界観を探索してみましょう!
The Electric State Roleplaying Gameはこちら

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