『EDGE FLIPPERS 人と怪異の狭間に立つRPG』が8月20日に発売

『EDGE FLIPPERS 人と怪異の狭間に立つRPG』が8月20日に発売

ホラーTRPGの金字塔『呪印感染』(新紀元社)のシナリオライター・松永春之助と、『銀剣のステラナイツ』『ストリテラ』などの大ヒットゲームを手掛ける瀧里フユが手がける『EDGE FLIPPERS 人と怪異の狭間に立つRPG』がKADOKAWAから発売されました。

『EDGE FLIPPERS』は怪異と人との境界があやふやな世界を舞台にした現代怪奇RPGです。神や妖怪、都市伝説といった【怪異】と、日常を生きる【人間】が織りなす物語で、普段は別々の領域にすんでいて関わることは少ないですが、その世界は地続きでつながっていて交わることもあります。そして、人を怪異に、怪異を人に[越境]させる存在――それが「越境者」です。『呪印感染』の松永春之助と、『銀剣のステラナイツ』『ストリテラ』の瀧里フユが手がけるこのRPGは、日常の小さな怪異譚から世界規模の事件まで描けます。短時間や少人数でも遊びやすく、怪異と人の物語をたっぷり楽しめる作品です。

『EDGE FLIPPERS』の世界には、人間と怪異が存在します。彼らはそれぞれ[人間の領域]と[怪異の領域]に分かれて暮らしていますが、その境界は地続きであり、時に交わることもあります。すべての存在は人間と怪異の力をあわせ持ち、その割合を【越境比率】と呼びます。比率が人間寄りなら【人間】、怪異寄りなら【怪異】となり、場合によっては突然姿を変えることもあるのです。また、比率がどちらにも偏らない特殊な空間は[狭間の領域]と呼ばれ、人と怪異の憩いの場であったり、異常が噴き出す危険な場所であったりします。怪異とは神話や昔話、都市伝説に語られる存在であり、人間は人や動物を含む身近な存在を指します。そして、この世界には特別な存在【越境者】がいます。他者の越境比率に干渉し、人を怪異へ、怪異を人へと[越境]させられる者たちです。境界があやふやな世界で、彼らは人と怪異をつなぐ鍵となるのです。

キャラクター作成は大きく五つのステップに分かれています。まずは【人間】として生まれるのか、それとも【怪異】として生まれるのかを選びます。どちらを選んでも遊ぶことができ、自分が描きたい物語に合わせて決定します。次に「パーソナルデータ」を設定します。名前や性別、容姿など、キャラクターの基本的な情報を決めましょう。そのうえで「メンタリティ」を作成し、キャラクターが考え、行動するときの指針を明確にします。さらに「アイデンティティ」を設定します。これはキャラクターの特徴を具体的に表すもので、人間や怪異としてどのような職業に就いているのか、得意分野や弱点は何か、といった部分を描き出します。

最後に「スキル」を取得します。スキルはゲーム中で使用できる能力や才能の総称で、判定を有利に進めたり、【人間ダイス】や【怪異ダイス】を増やしたり、出目を操作したりと、多彩な効果を発揮します。こうして完成したキャラクターは、人間と怪異の世界を自由に行き来し、物語を紡ぐ存在となるのです。

このTRPGは、人間と怪異が交わる独自の世界観を舞台に、キャラクターの物語を自由に紡げる作品です。日常の小さな怪異譚から世界を揺るがす大事件まで幅広く描け、短時間や少人数でも気軽に遊べます。怪異と人の境界を越えるドラマを体験したい方にぜひおすすめです。

[製品情報]
出版社:KADOKAWA
発売日:2025/8/20
言語:日本語
単行本:308ページ
寸法:12.9 x 2 x 18.2 cm
created by Rinker
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