DALL・E2の使い方|TRPGの立ち絵の修正やモブNPC用立ち絵の作成に使えるサービス

最近なんかと話題のAIによる自動描画もいくつかありますが、無料でテストできるものとしてDALL・E2があります。Midjourneyは詳細な描画ができますが、TRPGではシンプルな画像が使いやすいこともあるので、そんな場面にも合うDALL・E2の使い方を解説します。

DALL・E2とは

DALL・E2(ドール・イー・ツー)とは、アメリカのOpenAI社が開発中のAIによる画像生成サービスで、現在テストが行われています。Midjourney同様、自然言語を入力することでAIが意味を理解し描画します。TRPGに利用するとすれば、複雑な設定がないことからシンプルな立ち絵を作ることに向いています。また一部分を消して修正することで、同じ絵に帽子を被らせたり持ち物を変えたりできます。写真のような画像やイラスト、3DのレンダリングをAIで作ることができるので、ライトな感じに使うことができます。

DALL・E2の使い方

DALL・E2の使い方は至ってシンプルで、MidjourneyのようにDiscordサーバを使うことなく、ブラウザ上で生成を行うことができます。画像生成にあたり出来ることは「テキストを元に4バージョンの画像を作る」ことと、「画像の一部を消して、その部分だけ再描画させる」ことの2つだけ理解すれば問題ありません。

アカウントを作成する

まずは、DALL・E2の公式サイト(openai.com/dall-e-2/)に行きアカウントを作成します。2022年8月現在、アカウントはすぐには作れず、まずはウェイトリストに登録する形になります。後日登録したメールアドレスに招待が届きます。なお、招待は翌日には届きました。

DALL・E2の公式サイトはこちら

公式サイトに行くと「↗︎JOIN WAITLIST」とあるので、ここから名前とアドレスを登録します。TwitterやInstagramのアカウントを聞かれますが、オプションであるため入力しなくても問題ありません。

招待メール
ウェイトリストに入り待機していると、後日メールが届きます。メールから「Get Start」をクリックしてアカウント作成に入ります。アカウント作成には名前と電話番号が必要で、電話番号を登録することでSMSにOpenAI APIの認証コードが届きます。この認証コードを入力すればアカウントは作成されます。

アカウントを作成してログインすることで、自分のブラウザ上で画像生成が可能になります。

テキストによる画像生成

DALL E2で作ったスチームパンク東京
DALL・E2ではMidjourneyのようなコマンド入力は必要がなく、生成したい画像のテキストを入力するだけで4バージョンのイメージが作成されます。上の画像は「steampunk tokyo」で作成したものの一つです。テキストは文章でもピリオド(,)で区切った単語でも構いませんが英語である必要があります。

画風を指定したい場合はstyle ○○とすることで、その画風ぽく仕上げることができます。例えばゴッホ風であればstyle van Gogh、

生成した画像は右上のボタンでさらに操作ができます。

  • Edit・・・画像を編集します。
  • Variations・・・選んだ画像をベースに新たに3つのバリエーションを作ります。
  • Share・・・公開ページを作り、そこで画像を公開します。
  • Save・・・My Collectionに画像を保存します。

Edit(編集する)

Editでは画像の一部を消し、テキストを追加して生成し直すことでイメージを残しつつ少し異なるバージョンを作ることができます。

巻物を持つ魔法使い
この画像では巻物を手に持っている魔法使いの巻物と手を消し…
玉を持つ魔法使い
このように巻物の代わりに宝玉を持たせることもできます。

Variations(バージョンを作る)

バージョン作成
Variationsでは選んだ画像を元に異なるバージョンを作ることができます。上記画像は一番左を元にバージョンを作成したもので、異なる描画が3つ作成されます。この例では左は実在する画像ですが、3つは実在しない画像です。TRPGではNPCなどの立ち絵が欲しい場合、元となるもの一つ用意することでバリエーションを作ると良いでしょう。

Share(公開ページを作る)

Shareでは公開ページを作り、そのページのリンクを作成します。Shareボタンをクリックすると小窓が出てくるので、その中のPublishをクリックすると公開ページが作成されます。Copy LinkをクリックしてURLをブラウザにペーストすると公開ページが表示されます。

Save(保存する)

作成した画像をMy collectionに保存します。作成した画像は履歴(時計に逆回りのアイコン)で確認できますが、気に入った画像は保存しておくことで素早くアクセスできます。

画像のアップロード

元となる画像を使う場合、アップロードすることができます。ただし、人の顔写真はポリシー違反になるため使用することができません。アップロードすることでEditとVariationsを行うことができます。

作成の残り回数の確認

残り回数(クレジット)は右上にある自分のアカウントを確認することでわかります。アカウントをクリックして表示される回数が残り回数です。回数が0になった場合は追加で購入することができます。

ライセンスと商用利用

Dall・E2はサブスクリプションサービスではなく、いわゆるクレジット制です。クレジットはアカウントを作成して時点で50回分の画像作成が可能です。クレジットは毎月15枚分はもらえますが、460枚分を15ドルで購入することが可能です。生成した画像の権利はOpenAI社が保持しますが、制作側による商用利用は問題ありません。

Dall・E2による描画のコツ

AIによる自動描画サービスはAIに渡すテキストによって、描画のクオリティが大きく変わります。Dall・E2も同じで具体的なテキストであることが望ましいです。

  1. AIに伝える情報を増やす
  2. AIに伝える情報を変えてみる
  3. 好みのアーティストを「style ~~」で入れてみる

まとめ

いかがでしたか?Dall・E2はコマンドを必要とせず、ただテキストを入力するだけで画像を生成することができます。緻密な描写ではMidjourneyに軍配が上がりますが、写真のバリエーションを作ったり、シンプルな立ち絵を作るのであれば十分に使えるサービスです。TRPGではNPCの立ち絵を作ったり複製したりするのに使えそうなので、ぜひともDall・E2を利用していみましょう!

9月1日現在、Outpaiting機能が追加されたことにより、追加描画をしていくことで縦長や横長の画像も作ることができるようになりました。

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