ダンジョンズ&ドラゴンズ「フィズバンと竜の宝物庫」6月15日発売決定

ダンジョンズ&ドラゴンズ『フィズバンと竜の宝物庫』6月15日発売決定

世界で一番人気があるTRPGダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)のサプリメント「ダンジョンズ&ドラゴンズ『フィズバンと竜の宝物庫』6月15日発売決定しました。このサプリメントではドラゴンに関係するあらゆる情報のほか、モンクとレンジャーの新たなサブクラスが登場します。

ドラゴンランスを知る人にはお馴染みである魔法使いフィズバンは老いて足取りおぼつかない、それでも偉大な魔法使いで竜槍(りゅうそう)戦争の英雄にはとても見えぬがそれでも英雄です。このちょっと耄碌した老人が『フィズバンと竜の宝物庫』を解説します。

気になる『フィズバンと竜の宝物庫』の中身

このソースブックではドラゴンの魔法を我が物にしようというプレイヤーや、他とは一線を画すドラゴン的なキャラクターを作ろうというプレイヤー向けの、ドラゴンをテーマとしたさまざまなオプションは、ドラゴン殺しとドラゴンの研究者の双方を等しく満足させるものだ。ダンジョン・マスターにとっても、ドラゴンをテーマにした遭遇やアドベンチャーやキャンペーンをデザインする上で役に立つものとなっています。

  • D&D第五版にジェム・ドラゴン(宝石竜)を導入
  • “初めの世界“の物語、バハムートとティアマットがその世界の創造と破壊で果たした役割をあきらかになります。
  • プレイヤー・キャラクターには、祖先にあたる特定種類のドラゴンとつながりを保っているドラゴンボーンや、ドラゴンをテーマにしたモンクやレンジャーのサブクラス、そして新たな特技と呪文といった新たな選択肢を追加。
  • D&D世界のドラゴンに発想を得てアドベンチャーを作ろうというダンジョン・マスター向けに、20種ものドラゴンの住処の新規マップや詳細情報を提供。
  • ドラゴンの博物誌を提示し、新たなドラゴンやドラゴンに関わるクリーチャー、すなわちドラゴンの神のアスペクトや、ドラゴンの配下などなどを紹介。

テクノロジーの進歩やポップカルチャーのトレンドを扱うメディア「Inverse」のライターであるコリー・プランテによれば、この本が多元宇宙の伝承に「より大規模なドラゴン族の統一理論」を追加し、「ゲームがこれまで見た中で最も深いドラゴン族の起源への探求」を提供していると強調しており、「パーティのレベルに関係なく、フィズバンの知識の宝庫には、次の遭遇、冒険、またはキャンペーン全体を刺激するのに役立つものがたくさんある。たとえそれが多元宇宙に自らの反響を殺している邪悪なドラゴンであってもだ」と書いてあります。

「Polygon」のチャーリー・ホールによれば、この本の主な用途は2つあり、1つ目は、ダンジョン・マスターがほとんどの10レベルで終了するようなキャンペーン・ブックを読み終えた後、「強力なキャラクターが戦える、カスタマイズされた高レベルのドラゴンの悪役(または同盟者)」を作成するのを支援すること。2つ目は、ダンジョン・マスターが「自分自身で創造した冒険全体」をゼロから作り上げるのを支援することに活用できると書かれています。なお、ホール氏はこのソースブックは「D&Dのすべてのファンが所有する必要がある本ではない」とコメント、むしろ、熟練したDMが既存のゲームをレベルアップしたり、独自のスリリングな新しい世界を作成したりするために使用できる本であると紹介しています。

ダンジョンマスターをしないのであればあまりドラゴンに関連する情報は使うことはないかもしません。しかし、モンクやレンジャーにはドラゴンにまつわる新しいサブクラスが登場するため、このためだけに『フィズバンと竜の宝物庫』を購入することもあるでしょう。6月15日には発売されるので、ぜひとも『フィズバンと竜の宝物庫』購入してドラゴンを絡めて遊びましょう!

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画像参照:ダンジョンズ&ドラゴンズ公式

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