ルーン・ナイト(Rune Knight)とは|巨人の知識と技術でルーンを呼び出すD&D5版戦士の類型

D&Dのファイターのサブクラスにルーン・ナイトがあり、巨人が発端となったルーンを呼び出す戦士がいます。ルーンの魔法で引き起こす超自然現象を操り戦うにはどのようなロールプレイが合うのか、初心者でも分かりやすいようにルーン・ナイトについて解説します。

ルーン・ナイトとは

戦士
ルーン・ナイト(Rune Knight)は「Tasha’s Cauldron of Everything(ターシャの万能釜)」で追加されたサブクラスで、巨人が発端となって生まれた古代の習慣であるルーンを学んだ戦士です。この戦士の類型のファイターは神秘的な鍛冶職人にルーンを刻む技術を教わっています。そして賢者や巨人&からルーンを学んだり、洞窟などでルーンを発見したりして知識を得ています。

ルーン・ナイトの特徴

ルーン・ナイトはルーンの魔法を含め、巨人の能力を体に吹き込む特徴を持っています。ルーンは攻撃から自身を守るものもあるので、足りない部分を補ったり得意な部分を伸ばしたりできます。また種族に関係なく巨人化することができます。

ルーン・ナイトの特徴 レベル 効果
習熟ボーナス*(ボーナス・プロフィシエンシーズ/Bonus Proficiencies) 3 鍛冶道具の習熟と巨人語を修得する。
ルーン彫刻師*(ルーン・カーヴァー/Rune Carver) 3 物体にルーンを刻み、そのルーンの魔法を一度呼び出すことが出来る。
巨人の力*(ジャイアント・マイト/Giant Might) 3 巨人の力を自身に吹き込むことで1分間体が大型になり、筋力の判定やセーヴに有利を得る。また追加ダメージ1d6を得る。
ルーンの盾*(ルーニック・シールド/Runic Shield) 7 自身または60フィート以内のものが攻撃を受けた時にリアクションを使い再ロールを強制することが出来る。
大兵*(グレート・スタチュア/Great Stature) 10 身長が伸び、「巨人の力」による追加ダメージが1d8になる。
ルーンの達人*(マスター・オヴ・ルーン/Master of Runes) 15 「ルーン彫刻師」で刻んだルーンから呼び出しが1度ではなく2度呼び出すことができる。
ルーンの巨大な破壊力*(ルーニック・ジャガーノート/Runic Juggernaut) 18 「巨人の力」による追加ダメージが1d10になる。また「巨人の力」を使用した時に超巨大になる。

*は「Tasha’s Cauldron of Everything」が未訳のため正確なものではありません。

ここがスゴイ!ルーン・ナイト

巨人のルーンの知識を持ち、呼び出すことが出来るルーン・ナイトですが、記憶しているルーンによって効果が変わります。ルーンを刻んだ物を身につけておくだけで効果を得ることもできるので、よく行うロールのルーンを持つと施工しやすくなります。また巨人化して大きくなることもできるので、これまで突き飛ばしたりできなかったサイズの敵を伏せ状態にしたり掴んだりできます。

「習熟ボーナス*(ボーナス・プロフィシエンシーズ/Bonus Proficiencies)」で巨人の生活に触れる

3レベルのルーン・ナイトは鍛治道具の習熟を得ます。また巨人語の読み書きや会話を修得することができます。

鍛冶道具は物体にルーンを刻む時に使う道具です。巨人語を習得していることでルーンの知識を習得できます。

「ルーン彫刻師*(ルーン・カーヴァー/Rune Carver)」で物体にルーンを刻む

3レベルのルーン・ナイトは「ルーン彫刻師」により、装備を強化するために魔法のルーンを使うことができます。2つのルーンを修得することができ、ファイターレベルが上がることでそのルーンの数も増え、別のルーンと変更もできます。ファイターレベル3で2、7レベルで3、10レベルで4、15レベルで5になります。大休憩の時はいつでも知っているルーンの数と同じ数の物体に触れ、それぞれの物体に異なるルーンを刻むことができます。なお、この対象となるものは1つの武器、鎧一式、一つの盾、一つの宝石、持ったり身に付けたり出来るなにかです。刻んだルーンは大休憩が終了するまで残り、また物体は一つのルーンにしか耐えることができません。

以下のルーンはルーンを習得した時に使うことができます。もしルーンに要求レベルがある場合、習得するためにはそのレベルが到達する必要があります。ルーンがセーヴィングスローを必要とする場合はルーン魔法のセーヴ難易度は8+習熟ボーナス+耐久力修正の合計と同じ値です。

ルーンの種類 説明
雲のルーン*(Cloud Rune) クラウド・ジャイアントに倣った欺瞞的な魔法。このルーンが刻まれたものを身に付けたり持ち運びしている間、敏捷力「手先の軽業」技能と魅力「ペテン」技能の能力値判定に有利を得る。さらに自身か30フィート以内の誰かの攻撃ロールがヒットした時リアクションを使ってルーンを呼び出し、30フィート以内の攻撃者以外の別の生物を選択することが出来る。選ばれた生物は同じロールでの攻撃対象になります。この魔法は距離に関係なく攻撃の効果を転送することが出来る。一度この魔法を呼び出すと小休憩か大休憩が終了するまで再び使うことができない。
炎のルーン*(Fire Rune) 偉大な鍛冶屋の見事な職人技に向けられる魔法。このルーンが刻まれたものを身に付けたり持ち運びしている間、道具習熟を使う能力値判定で習熟ボーナスが2倍になる。さらに武器を使った攻撃を命中させた時に炎の拘束具の召喚するルーンを呼び出す。対象は追加で2d6の炎ダメージを受け、筋力セーヴに失敗すると1分間拘束状態になる。拘束されている間は毎ターン開始時に2d6の炎ダメージを負います。毎ターン最後に再びセーヴができ、成功すると拘束具は消滅する。一度このルーンを呼び出すと小休憩か大休憩が終了するまで再び使うことができない。
霜のルーン*(Frost Rune) フロスト・ジャイアントのように冬の荒野で生き抜く力を呼び起こす魔法。このルーンが刻まれたものを身に付けたり持ち運びしている間、判断力「動物使い」技能と魅力「威圧」技能の能力値判定に有利を得る。さらにボーナスアクションで強靭さを上げるルーンを呼び出す。10分間、筋力と耐久力の全ての能力値判定とセーヴィングスローに+2のボーナスを得る。一度このルーンを呼び出すと小休憩か大休憩が終了するまで再び使うことができない。
石のルーン*(Stone Rune) ストーン・ジャイアントに関連した賢明さに向けられる魔法。このルーンが刻まれたものを身に付けたり持ち運びしている間、判断力「知覚」技能に有利を得て、120フィートの暗視能力を得る。さらに30フィート以内の見ることが出来る生物がターンを終了した時、リアクションを使ってルーンを呼び出し、対象に判断力セーヴをさせることが出来る。セーヴに失敗すると1分間魅了され迷える夢の中に陥り、その間は移動速度が0で無力状態になる。毎ターン最後に再びセーヴができ、成功するとこの効果は消滅する。一度このルーンを呼び出すと小休憩か大休憩が終了するまで再び使うことができない。
丘のルーン*(Hill Rune) レベル7以上。ヒル・ジャイアントを彷彿させる回復力を授ける魔法。このルーンが刻まれたものを身に付けたり持ち運びしている間、毒に対するセーヴに有利を得て、毒ダメージに抵抗を得る。さらにボーナスアクションでルーンを呼び出し、1分間打撃・刺突・切断ダメージに抵抗を得る。一度このルーンを呼び出すと小休憩か大休憩が終了するまで再び使うことができない。
嵐のルーン*(Storm Rune) レベル7以上。ストーム・ジャイアントの預言者のように未来を垣間見る魔法。このルーンが刻まれたものを身に付けたり持ち運びしている間、知力「魔法学」技能に有利を得て、無力状態ではない限り驚くことがない。さらに1分間または無力状態になるまでの間、予知状態に入るボーナスアクションとしてルーンを呼び起こすことが出来る。この状態が終了するまで、自身または60フィート以内の誰かが攻撃ロール・セーヴィングスロー・能力値判定をした時、有利または不利をつけたロールを引き起こすリアクションが出来る。一度このルーンを呼び出すと小休憩か大休憩が終了するまで再び使うことができない。

すべてのルーンはレベル14までは一度使用すると小休憩または大休憩まで使用することができませんが、持っておくだけで能力値判定に有利を得ることもできるので使い勝手は良いです。レベル15になると「ルーンの達人」により2度呼び出すことができます。

「巨人の力*(ジャイアント・マイト/Giant Might)」を体に吹き込み強化する

レベル3で「巨人の力」の特徴により、巨人の力を自身に吹き込む方法を学びます。ボーナスアクションとして1分間以下の魔法的な恩恵を手に入れます。この特徴は習熟ボーナスに等しい回数使用することができ、大休憩を終了した時に使用した回数を回復することが出来る。

  • 自分が大型より小さい場合、装備品と一緒に大型になることができる。大きくなる余地がなければ変化することはできない。
  • 筋力の能力値判定とセーヴィングスローに有利を得る。
  • 各ターンに一度だけ、武器攻撃や素手攻撃の1回に1d6の追加ダメージを与えることが出来る。

この特徴はレベルが上がることで得られる特徴でさらに強化され、最大で1d10の追加ダメージを与えることができます。また体が大きくなるという外見的変化も現れるので、その大きさをロールプレイに活かすこともできます。自身が大型になると1ランク上の超大型の生物に対して通常の攻撃アクションでつかみや突き飛ばしを行うことができます。超大型のモンスターを伏せ状態にできれば近接攻撃で有利に戦うことができ、特技「組み技の達人」を習得していればつかみ状態から拘束状態にすることもできます。

「ルーンの盾*(ルーニック・シールド/Runic Shield)」で攻撃をやり直させる

ルーン・ナイトはレベルが7になると「ルーンの盾」により、仲間を守るルーンの魔法を呼び起こし方を学びます。60フィート以内の見ることが出来る他の生物が攻撃ロールで命中した場合、リアクションを使ってd20を再ロールさせ新しいロールを使用することができます。この特徴は習熟ボーナスと同じ回数使用することができ、大休憩を終了した時に使用した分を回復します。

自分以外であれば敵味方関係なく再ロールさせることができますが、攻撃ロールの再ロールであるためほとんどは敵の攻撃ロールが成功した時に再ロールさせることに使います。まれに操られた仲間の攻撃を失敗させたい時に使います。この特徴にはセーヴがないので再ロールを強制できます。

「大兵*(グレート・スタチュア/Great Stature)」で背が高くなる

10レベルになったルーン・ナイトは「大兵」により、ルーンの魔法で恒久的に身体が変化します。この特徴を得た時に3d4をロールし、ロールに等しい値のインチ分だけ身長が伸びます。さらに「巨人の力」の特技による追加ダメージは1d8に増加します。

この特徴により身長が3~12インチ(7~30cm程度)伸びます。

「ルーンの達人*(マスター・オヴ・ルーン/Master of Runes)」で仲間を守る

レベル15になるとルーン・ナイトは「ルーン彫刻師」の特徴を1度ではなく2度呼び出すことができ、小休憩または大休憩が終了すると使用した回数がすべて回復します。

それぞれのルーンを呼び出す回数が2度になるため、1度呼び出しても保持することで得られる恩恵は残ります。

ルーンの巨大な破壊力*(ルーニック・ジャガーノート/Runic Juggernaut)で超巨大化

レベル18になると呪文の「ルーンの巨大な破壊力」により、ルーンで強化された変身を増幅させる方法を学びます。その結果、「巨人の力」による追加ダメージは1d10となります。さらに「巨人の力」を使った時にサイズが超大型になり、その間は近接攻撃の射程が10フィートになります。

近接戦闘での射程が10フィートになることで相手が届かない間合いで戦うことができます。超大型サイズになれば巨大相手につかみや突き飛ばしが可能になります。

まとめ

いかがでしたか?正確な訳ではないため独自の解釈で紹介していますが、ルーン・ナイトは巨人由来のルーンを物に刻んで呼び出す戦士です。また、「巨人の力」を使うことで巨人化することができるのでサイズを活かした戦い方をすることができます。ハーフリングでも巨人化することが出来るので是非とも大きな体になることが出来るルーン・ナイトを楽しんでみましょう!
ファイターの他の戦士の類型はこちら

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